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インタビュー
竹末速人さん
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氏名:竹末速人
配属先:文化青年スポーツ省 体育・スポーツ局
(Departamennto de Educacion Fisica y Deportes)
コスタリカ大学、ナショナル大学
任地:サンホセ
職種:体操
派遣期間:1974年10月~1977年12月(コスタリカ初代隊員) -
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業務(活動)内容
・コスタリカ大学、ナショナル大学において、器械体操の授業を現地の先生と共に行う。
・体操クラブで、子どもや選手の指導。また、選手らと共に各地へ出向きエキシビションの開催。 -
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コスタリカでの経験が自分に与えた影響
技術協力(器械体操指導)ということで赴任したが、今私が一番強く感じるのは、それ以上に現地の人とつながりが結べたこと。言葉・人種は違えど、心や気持ちは同じだということを実感した。昨年、約45年ぶりにコスタリカを訪れました。当時の教え子たちが集まってくれ、再会を喜びました。当時のコスタリカは、器械体操の黎明期。私はつたない指導しかできませんでしたが、そのような私に感謝してくれていました。中には、その後、器械体操の指導者になったり、自ら体操クラブを作り運営・指導している者もいたりと、数年間共に過ごした体験は、互いの人生に確実に影響を与え合っていると感じ、感無量でした。 -
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コスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
皆さんそれぞれ〇〇協力、△△の支援という名目はあるにせよ、それらに超えて、そこで出会った人との関わりや体験は貴重な宝物。かけがえのない時、皆さん自身のオリジナルの人生を歩んでください。 -
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コスタリカの皆様へのメッセージ
Yo admiro a Costa Rica que no tiene ejército, ama la paz y gano el premio Nobel de la paz. Y estoy orgulloso de haber estado varios años en ese país.
Todavía está fresco en la memoria de la gente que Costa Rica y Japón jugaron entre sí en la Copa Mundial de Fútbol, pero aun eso, Costa Rica todavía no es muy conocida en Japón.
Espero que haya más interés en Costa Rica, y que Costa Rica y Japón sigan trabajando juntos para lograr la paz. PURA VIDA!!!
1974年、赴任した当時、マット運動の指導風景。
のすぐ西側。昔のSabanaは、こんな感じでした。
場所は、Sabana。Gimnasio Naciona
*質問項目にはありませんが、もう少し書きたいのでお許しを。
〇他のスポーツ隊員(器械体操女子、柔道、水泳)と共に、計4名で赴任。私たち4人が、コスタリカの初代隊員ですが、当時中米ではエルサルバドルにのみ協力隊員がいました。最初のころは、エルサルバドル駐在の調整員がコスタリカも兼務ということで、2か月に一度コスタリカに様子を見に来てくれていました。その時には、調整員がレストランでおいしい料理を食べさせてくれ、それが楽しみだったことを覚えています。
〇当時、日本人は300人程度。ほとんどが商社関係で、コスタリカに住み着いている人はごく僅かでした。協力隊OBで初代フィリピン隊員の故岩沢さん、日本食レストランをやっていた故浅田さん、空手道場を開いていた小林俊一さん、にはいろいろお世話になりました。記憶は定かではありませんが、日本人学校に日本から先生が派遣されてきたのも、その頃からだったのではないかと思います。
〇コスタリカ生活もかなり経った頃、JICAの関係で日本から来られた方と、日本食レストラン「アサナトウキョウ」で食事をする機会がありました。「今、日本でどんな歌が流行っているのですか?」の質問に「山口さんちのツトムくん」「およげたいやきくん」を歌ってくれ、「へエー、そんな歌が流行っているんだ!」と思ったものでした。
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