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- コスタリカにおける国際協力50周年記念 インタビュー 伊波桃子さん
インタビュー
伊波桃子さん
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氏名:伊波桃子
配属先:エスカス市役所
任地:エスカス市
職種/指導科目:環境教育
派遣期間:2018年3月~2020年3月 -
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コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
コスタリカに着いた時の第一印象は正直、道端にゴミが落ちていて道も穴ボコで「中進国だと聞いていたのにとんでもない所に来てしまったかもしれない」と思いました。確かに今も道路などのインフラは整っていませんが、子供を産んでから特にみんなが私や息子に優しくしてくれるため、とても住みやすいです。 -
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活動内容/業務内容
環境教育隊員としてエスカス市役所に配属され、教育機関や企業に自分でアポを取って講演会などを開いていました。TerraKuraというコンポストを扱う民間企業の立ち上げ時にもアドバイザーとして関わりました。 -
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コスタリカでの経験がご自身に与えている影響
隊員時代は正直コスタリカ流のジョークが分からず傷ついたり、市長選で配属先がギスギスしていたのでとても辛かったです。でも、相手に感謝するようにしていたら段々と状況が分かってきて最後の半年はやっと活動が楽しめました。
現在は結婚してコスタリカに住んでいますが、妊娠中や出産後にバスで隣り合わせた人や道を歩いている人が段差を乗り越える時にベビーカーを運んでくれたり、息子を見て可愛いねと声をかけてくれたり、席を譲ってくれたりします。
子供が泣いてもみんな子供だし仕方ないと思ってくれて本当にありがたいです。
何もかもがゆっくりで日本との違いに今でも戸惑いますが、その大らかさに救われて生きているのが楽になった気がします。 -
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現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
コスタリカはいわゆる中南米のイメージとは少し違う部分があるかと思います。
仕事面では他の中南米の国と比べても書類作業が多いため仕事の進みがゆっくりだったり、日本人にとってはブラックジョークなのでは?というような際どいジョークを言っていたりもするかと思います。
そんな文化の違いに傷つくこともあるかもしれませんし、仕事の上では付き合いにくい人でも一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだら実は良い人だったとわかることもあるかもしれません。
心が折れそうになる時には美味しいものを食べたりしてぜひリフレッシュしつつ、無理をしないで自分のペースでのんびりと頑張ってください! -
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コスタリカの皆様に送るメッセージ
¡Gracias por recibirnos!
Siento que haya diferencia de culturas y que a veces chocamos.
Sin embargo, les agradecemos mucho por su amabilidad.
He vivido en Costa Rica por 6 años y he recibido mucho cariño de ustedes.
Cuando salgo con mi hijo, siempre me dicen “que lindo bebé” y me ayudan cuando necesito apoyo.
Es una virtud de los ticos y espero que la mantengan en el futuro también.
仕事終わりに一緒に飲んで食べた仲間たち。彼らとご飯に行くようになってからやっとコスタリカ人の素の姿がわかるようになってコスタリカが好きになりました。
環境課の同僚たち。文化の違いや働き方が理解できず戸惑うこともありましたが、今でも大切な友人たちです。私を受け入れてくれて感謝しきれません。
保育園での授業の様子。遊びながら学んで、それを親にも伝えてくれたようでとても嬉しかったです。子供って本当に可愛いですね。
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