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インタビュー
坂下共さん
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氏名:坂下共
配属先:国家リハビリテーション・特殊教育審議会(CNREE)
任地:Pérez Zeledón ペレスセレドン
職種/指導科目:ソーシャルワーカー
派遣期間:2010年1月~11月 -
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コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
・ とにかくカラフルだったことが目に焼きついています。景色も植物も人々が着ている洋服も色彩にあふれていました。日本に帰国すると、とりわけ男性は黒や紺の洋服ばかり着ていて、その違いに驚きました。
・ 会議やセミナーなどでの交流や会話を大切にしていると感じました。日本だと長くて10分くらいの休憩を、コスタリカでは20分~30分、当然のように設定されていて、軽食やカフェを手にあちこちで会話が盛り上がっていました。仲間と意見交換したり、新たな関係が広がったりと、ふれあいやつながりを大事にしているのだと思います。
・ リオ・セレステ(Rio Celeste)やマヌエル・アントニオ国立公園(Manuel Antonio)など、どこに行っても自然を楽しめるのがコスタリカの素晴らしさです。 -
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活動内容/業務内容
コスタリカに点在して活動している障害当事者グループの活動や研修に同行したり、日本の当事者グループの活動を紹介したりして、グループの活動が活性化して、当事者や家族の生活が豊かになることを目指していました。とりわけ先住民地区にある当事者グループのところには毎週のように通って、寝食を共にして活動をフォローしました。 -
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コスタリカでの経験がご自身に与えている影響
コスタリカの人たちと接することで、知らず知らずのうちに自分がまとっていた先入観や世間の目などを取り払われて、日本に帰国してからも生き方や発想がずいぶんと自由になったと思います。また、日本に比べれば決して十分とはいえない環境の中で、活動している障害当事者グループのみなさんの存在は、いまもわたしが日本で仕事をするときの心の支えになっています。 -
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現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
周辺の中米諸国に比べて、分かりやすい「途上国としてのニーズ」はコスタリカでは見つけられないかもしれませんが、その分、皆さんの日本での経験や日本の仕組みなどを発信していける素地はあると思います。また、コスタリカの平和や環境へのアプローチについては、日本をはじめ「先進国」の方が学ぶことも大いにあります。一方的な関わりではなく、相互作用の関わりにつながることを願っています。 -
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6. コスタリカの皆様に送るメッセージ
Hola a todos, mucho tiempo sin vernos.
El verano acaba de llegar a Japón. A veces recuerdo el verano y muchas lluvias en Pérez Zeledón. Me recuerda a la comida que comí en Costa Rica, gallo pinto, chicharrón, ceviche. Espero que podamos vernos de nuevo algún día.
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