- トップページ
- 海外での取り組み
- コスタリカ
- 代表的なプロジェクト
- 信頼で世界をつなぐ~メッセージ集~
- コスタリカにおける国際協力50周年記念 インタビュー ユリアナ・ラミレス・エルナンデスさん
インタビュー
ユリアナ・ラミレス・エルナンデスさん
-
1
.
氏名: ユリアナ・ラミレス・エルナンデス (仮訳)
JICAコスタリカ元職員(2024年11月~2025年4月) 産休代替 -
2
.
コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
JICAで働いた経験は、私の職業的・個人的成長にとって大きな転機となりました。
私はナショナル大学で国際関係を学んでいた時にJICAを知り、特にボランティア事業を通じて国際協力が形となって現れる点に強く惹かれました。
その後、職業人生において、日本人ボランティアがコスタリカ国内で展開する国際協力プロジェクトを間近に見る機会がありましたが、彼らの知識が地域社会や人々に実際にポジティブな影響を与えていることに深い感銘を受けました。これまでの人生でも、JICAの各種研修プログラムの帰国研修員の方々と関わることがありましたが、彼らが共有してくれる体験談は常に学びに満ちていました。 -
3
.
活動内容/業務内容
2024年11月、JICAは私を「総務・管理担当官」として迎えてくださり、備品・サービスの調達、文書管理、現地職員の人事・総務、各種プロジェクトや活動のサポート、さらには国家開発に関する助言など、事務所全体の管理業務を担当しました。
JICAでの勤務を通じて、コミュニティや機関、個人との連携のもとに展開される技術協力プロジェクトが、課題への取り組み方に実際の変化をもたらし、持続可能で効果的な知識の移転を促している様子を間近に見ることができました。
業務を担いながら、JICAの理念や日本文化についても学ぶことができ、この貴重な経験は、私にとって計り知れない価値を持つものとなりました。 -
4
.
現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
JICA、そしてその職員やボランティアの皆さんは、私の職業人生に忘れがたい足跡を残してくれました。JICAは、環境への配慮と人間の総合的な成長—感情面・職業面の両方—を真摯に追求する機関です。その活動の根底には、「相互尊重に基づいた知識の共有」があります。
文化の違いが壁になることはなく、むしろ関係を強化し、継続的な学びを促す手段となりました。特に印象的だったのは、JICAの仕事の進め方です。細部への配慮、綿密な計画立案、そして絶え間ない改善への姿勢は、すべてのプロジェクトとコスタリカとの関係構築の中に明確に表れています。
JICAは、効果的な国際協力が「相互理解・尊重・持続可能な開発への本気のコミットメント」によって築かれることを体現しています。JICAは単に技術を移転するだけでなく、日本とコスタリカの友情の絆を強化しているのだと、私の経験は確信させてくれました。
桜美林大学(野球指導)の短期青年海外協力隊員の方々と
年末のお昼は同僚とお餅パーティ
誕生日に同僚みんなで祝います。
scroll