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- コスタリカにおける国際協力50周年記念 インタビュー 加藤直樹さん
インタビュー
加藤直樹さん
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氏名:加藤直樹
配属先:エレディア・サントドミンゴ野球協会
任地:サントドミンゴ
職種/指導科目:野球
派遣期間:2013年7月~2015年11月 -
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コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
コスタリカといえばPura vida。どんなに大変なことがあったり、ストレスだったり、仕事だったり、いやなことがあったりしても、pura vida と呟くとすーっと肩の力が抜けて、すべてを受け入れられる気がして楽になる。人生はpura vida、人生は楽しくてすばらしい、それを教えてくれたのがコスタリカ。
他人を気にし過ぎず、非があるない、正しい間違っているにかかわらず自分が正しいと思ったことは自己主張する、日本人から見たら横柄に見えてしまうこともあるが、それが幸せだったり自尊心の秘訣、もっと自分が世界の中心にいていいと教えてくれた場所。
おすすめの観光地ではないが、絶対日本で体験できなくてコスタリカ(おそらく発展途上国どこでも)で経験すべきは公共バスの移動。ドアは開けっ放し、赤信号が見えていても加速して急ブレーキで止まる、線路をまたいで停車する(線路に踏み切りはない)、カーブの揺さぶりは日本の遊園地のジェットコースターよりスリル満点。 -
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活動内容/業務内容
野球普及活動。小学校巡回して体育で野球型授業の実施。サントドミンゴ野球協会の青少年への野球指導。野球テキストの日本語から西語への翻訳。コスタリカナショナル大学学生向けの野球講義。在外研修で野球セミナー実施。 -
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コスタリカでの経験がご自身に与えている影響
内面的なところではコスタリカ派遣前に考えていた幸せの意味が大きく変わった。経済的豊さは必ずしも精神的豊かさ(幸せ)に比例しない。逆もしかりで、貧しいことが不幸でもない。幸せは一人ひとりの心のなかにあるもので、お金やものが決めることではない。日本での生活においてストレスコントロールができるようになって、精神的にゆとりが持てるようになった。更には、他人と考え方が違ったとしても、お互いの考えを尊重したり以前よりも堂々と自分の意見を主張することができるようになった。
外面的な点ではプロ野球スペイン語通訳としてコスタリカの経験を直接的に生かすことができる仕事に就くことができている。 -
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現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
活動であったり、仕事であったり悩むことやストレスを感じることはたくさんあると思います。そんなときは親しいコスタリカ人の笑顔を想像しながらpura vidaとつぶやきましょう。「まあなんとかなるか」と思えてくるはずです(笑) -
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コスタリカの皆様に送るメッセージ
Costa Rica es Tiquicia para mí aunque soy japones. Cada vez que alguien me pregunta dónde aprendí español, me siento muy orgulloso de poder decir que estuve en Costa Rica, el país tan único y maravilloso. Disfruté tanto la vida allá que me identifico como “medio tico”. Lo más importante: aprendí a vivir “mi pura vida”. Un abrazo a los queridos amigos ticos. Pura vida Costa Rica.
Juegos nacionales で優勝の瞬間
コスタリカで出会った妻と家族(現在)
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