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- コスタリカにおける国際協力50周年記念 インタビュー 間瀬朝夫さん
インタビュー
間瀬朝夫さん
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氏名:間瀬 朝夫
配属先:(1)アグリマル農協(COOPEAGRIMAR R.L.)
(2)オスティオナル総合開発協会(Asociación de Desarrollo Integrar Ostional de Santa Cruz)
(3)中米農牧大臣会合技術事務局Secretaría Ejecutiva del Consejo Agropecuario Centroamericano (SECAC)
任地:(1)Zarcero, Cantón Alfaro Ruiz (当時), Provincia Alajuela
(2)Ostional, Cantón de Santa Cruz, Provincia de Guanacaste,
(3)San Isidro, Cantón de Vázquez de Coronado, Provincia de San José
職種/指導科目:(1、2)野菜/(3)SICA農業農村開発アドバイザー
派遣期間:(1、2)1987年~1991年/(3)2021年~2023年 -
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コスタリカの印象(印象に残っている人やその理由、一押しの観光地等)
コスタリカ人の印象は、まじめで、やさしく、お行儀がよい。
昔から、まじめでやさしい人たちでしたが、最近特にお行儀がよくなったような気がします。
目の前の信号が青になっていても、老人が道を渡ろうとすると、車が止まったまま待っていてあげるという姿を、2021年からの派遣中よく見ました。1980年代末には、このような状況は見た記憶がないです。
以前は公共の場所での喫煙は当然のことでしたが、最近は喫煙(加熱式を含めて)している姿を見かけること自体がほとんどありませんでした。
全5年間の派遣期間を通じて、最も印象に残っている人は、ブリッサス農協(COOPEBRISAS)の初代組合長(Don. Edgar Rojas Solís)です。農協が、組合員に限らないすべてのコミュニティの住民の生活を支えていくために役に立つ組織であり続けるように努力する姿には圧倒されました。 -
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活動内容/業務内容
(1)発泡スチロール製の野菜苗床の導入(Zarcero)。
(2)キュウリ他の野菜の栽培指導(Ostional)
(3)中米農牧大臣会合技術事務局とJICAの間の援助調整、および中米各国におけるJICA課題別研修の有効利用に向けた調査並びに調整。 -
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コスタリカでの経験がご自身に与えている影響
わたしは青年海外協力隊(現JICA協力隊)隊員としては、現地の人たちのためにはほとんど何のお役にも立てませんでした。それでも「ボランティア」であることに甘えずに、七転八倒した経験が、その後海外協力にかかわり続けるきっかけとなりました。 -
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現在の隊員を始めコスタリカ協力に携わる皆さんへのメッセージ
ご本人の能力や性格だけではなく、周りの環境、特にどのような人と出会うことができるかによって、海外協力活動の成果は大きく左右されるように思います。仮に活動がうまくいっていなくても、協力者ご本人の責任ばかりではないということです。
奢(おご)らず、腐らず、無事に任期を全うされることをお祈りします。 -
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コスタリカの皆様に送るメッセージ
Costa Rica y su gente es especial por su amabilidad, consideración por los demás y la voluntad de apoyarse, aquellos que tienen sus raíces en la sociedad que se basa en la igualdad. Sabemos que la brecha social está ampliando, pero, esperamos que sigan ruchado para mantener las virtudes costarricenses.
思い出の写真
ZarceroのCoopagrimarの裏にあった雨除け温室での作業風景(1988年)
中米地域技術会議(中米8か国の農業開発関係者の会議)でのJICA援助に関する発表(2023年)
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