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- アレン・ケサダ・パチェコ博士/コスタリカ大学文学部現代語学学科長/1990~
インタビュー
アレン・ケサダ・パチェコ博士
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氏名:アレン・ケサダ・パチェコ博士
コスタリカ大学文学部現代語学科長 -
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現所属機関または役職:コスタリカ大学 (UCR)、文学部現代語学科
JICAとの関係:協力者
JICAでの活動期間:34年間 -
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創立50周年であるJICAとの経験と印象
JICAとの活動、特にコスタリカ大学(以下、UCR)にて日本人ボランティア(協力隊)を通じて得た経験は、現代語学部の学生、教員、事務職員にとって、非常に充実し変革をもたらすものでした。この連携により、学術的、文化的な面で多くの恩恵を得ることができ、大学関係者全体に良い影響を与えています。
日本人ボランティアがUCRに到着して以来、日本文化に関連する活動への関心と参加が著しく高まっていることが明らかになっています。祭り・書道ワークショップ・武道の実演・茶道などの文化活動により、学生たちに講義を超えた実践的な体験を提供してきました。これらのイベントは、日本文化への理解を深めるだけでなく、参加者間のコミュニティ意識と協力関係を促進しています。
この連携における最も顕著な成果の一つとして、初級および集中日本語コースがあります。ボランティアたちの指導と教授法により、幅広い学生層の関心を集めることができています。初級日本語コースは特に人気が高く、初心者が日本語学習を始めるために必要な知見を提供しています。アクセスしやすく魅力的なコース構成により、学生は短期間で日本語の基礎を確実に身につけることができます。集中コースでは、日本語を迅速に習得したい学生に、より深く厳格な学習機会を提供しています。これらのコースでは、短い期間に広範な内容を網羅しており、学術的研究・就職のためにより高度な言語知識を必要とする学生に特に効果的でした。ボランティアによる正式なレクチャーと会話練習を組み合わせた教授法は、現代語学学部の学生たちに非常に好評でした。
学術的なメリットに加え、日本人ボランティアの存在は学生の個人的な成長にも大きな影響を与えています。ネイティブスピーカーと継続的に交流することで、異文化コミュニケーション力を向上させ、日本の規範や習慣を直接学び、他文化に対する共感と理解を深めることができました。こうした経験は、よりグローバルな視野を持ち、文化的多様性をもった人材を育成する上で極めて重要です。
現代語学部の教員も、JICAとの連携に感謝と満足の意を表明しています。ボランティアとの共同作業を通じて、教授法や指導技術に関する意見交換が行われ、同学部の教育アプローチがさらに充実したものとなりました。
実際に、JICAのコーディネートとサポートによって文化的・学術的活動が成功したことから、JICAとUCRの連携を将来にわたり維持・強化することの重要性が明らかになりました。