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インタビュー
ダニエル・クベロ・ラミレスさん
- 1 . 氏名:ダニエル・クベロ・ラミレス
- 2 . 所属/機関:エスカス市、市リスク管理事務所所長
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JICAとの関係:
1.2017年~2020年:BOSAIプロジェクトの自治体側カウンターパート。
2.2019年:JICA関西の「防災に関する知識共創プログラム」の元研修生および参加者。
3.2022年:SICAとJICAの連携により、パナマ全国防災訓練のオブザーバーとして招待され、エスカス市におけるBOSAI手法の適応・導入事例について講演を行った。
4.2023年:日本人ボランティアプログラムの自治体側カウンターパート。
5. 2023年~2026年:地域研修プログラム「災害リスク軽減の理解:地域計画実施のための基礎」に参加。 -
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JICAとの活動期間:
2017年から現在まで。 この期間には、BOSAIプロジェクトおよび日本人ボランティアプログラムの自治体側カウンターパートとしての参加、2019年にJICA関西で受けた専門研修、2022年のパナマでのオブザーバーおよび講演者としての参加、ならびに2023年から2026年にかけて実施される、地域計画の実施および「8つのステップ」手法に関する地域研修への参加が含まれます。 -
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JICAとの経験と感想:
JICAとの関わりは、2017年にエスカス市役所で勤務を開始し、当時活性化が求められていた「BOSAIプロジェクト」の継続責任を担ったことから始まりました。最初の課題は、その原則を実践に移すことでした。すなわち、地域コミュニティによる活動を復活させ、その手法を当市の特性に合わせて適応させ、自治体のリスク管理にとって有用かつ持続可能なツールへと変えることでした。
2019年には、JICA関西で災害リスク軽減に関する専門研修に参加しました。日本での経験は私の専門的な視野を広げ、ある根本的な確信を強固なものにしてくれました。それは、「知識は、応用され、具体的な行動へと変容したときに初めて真の価値を持つ」ということです。 そこで得た知見をもとに、エスカス市の地域緊急対策委員会を強化し、予防、地域組織化、地域に関する知識を、地域の計画策定プロセスに取り入れました。
こうした学びを持続的に応用した結果、BOSAIはリスク管理計画策定のための「8つのステップ」という参加型手法へと発展させることができました。この手法により、地域社会は自らが直面する脅威、リスクにさらされている要素、資源、能力を特定し、その知識を組織体制、リスク軽減策、そして防災・対応活動へと転換することが容易になります。
この取り組みはエスカスに留まりませんでした。2022年には、SICAとJICAの連携により、パナマ全国防災訓練にオブザーバーとして参加し、BOSAIの適応事例を発表しました。その後、メキシコを拠点にJICAと実施した地域交流を通じて、「8つのステップ」という手法をさらに充実させることができました。
2024年には、これらの学びを基盤として、コロンビアのチョコ州で行われた南南協力イニシアチブに国際専門家として参加し、自治体や地域コミュニティへの研修を実施しました。2026年には、「第18回リスクに関する全国フォーラム:レジリエント・コスタリカ2026」において、この取り組みの進展について発表しました。
JICAの主な貢献の一つは、知識の共創を「学び、適用し、評価し、適応させ、再び共有する」という継続的なプロセスとして捉えた点にあります。協力が最大の効果を発揮するのは、得られた知識が特定の個人や機関にとどまるのではなく、地域社会や他の地方自治体へと広まっていくときです。
私が抱くJICAへの印象は極めて肯定的なものです。特に、その技術的な厳格さ、現地の知見への敬意、そして長期的な信頼関係を築く能力を高く評価しています。JICAは単に研修を提供してくれただけでなく、学びを実践へと、実践を自らの経験へと、そしてその経験を他の地域にとって有益な知識へと転換することを可能にしてくれました。