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ジブチ帰国報告会 兼 新規研修生壮行会を開催しました!

2024.09.19

2024年9月19日、JICAジブチ事務所は、ABEイニシアティブおよびSDGsグローバルリーダープログラムのジブチ長期研修員に関する帰国報告会兼新規研修生壮行会を開催し、37名が出席しました。

SDGs (2021)プログラム修了生Abdillahi Ahmed Aden氏のプレゼンテーション

登壇者に質問する参加者

続くセッションでは、2024年度来日する新規研修員3名(Sagal Osman Abdiさん、Mariam Ali Mahamadさん、Houssein Farah Yabehさん)が日本での生活や研究に対する抱負を語り、日本とジブチの友好関係強化へ取り組む決意を表明しました。

さらに、ABEイニシアティブ修了生2名から、留学後の活躍の様子が報告されました。Fozia Fayib Eguehさんは、清水建設の現地社員として新渡戸稲造基礎教育学校建設プロジェクトに貢献した、ABEイニシアティブの理念を体現した好事例です。Moustapha Mohamed Aliさんは、JICA複数事業のコンサルタントや、ABEイニシアティブ修了生と日本企業をつなぐネットワーク“Kakehashi Africa”のジブチ代表を務めています。

本イベントには原圭一日本大使、金田雅之JICA所長、Abdoulkader Aden Elmi JICA帰国員研修員同窓会長のほか、研修員所属先からWais Omar Bogoreh沿岸警備隊長官、Kayad Moussa Ahmed地熱公社総裁、Hibo Osman Ahmed商工会議所事務局長も出席し、両国の架け橋となる若者を激励しました。質疑応答の部では、JICA留学プログラム選考に出願中の応募者も交え活発な意見交換がなされました。

参加者たちの様子

記念写真

この機会を通じて、ジブチと日本の絆がさらに深まり、今後のビジネス展開に向けた新たな一歩が踏み出されました。

※「ABEイニシアティブ(アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ:African Business Education Initiative for Youth)」は、アフリカの産業人材育成と、日本とアフリカのビジネスを繋ぐ架け橋となる人材の育成を目的として、アフリカの若者を日本に招き、日本の大学での修士号取得と日本企業などでのインターンシップの機会を提供するプログラムです。2013年の第5回アフリカ開発会議(TICAD V)で日本政府から発表され、2014年に第一期生の受入れが開始されました。ジブチからは2023年までに7人が本プログラムに参加しています。
詳しくはこちら⇒
https://www.jica.go.jp/africahiroba/business/detail/03/index.html

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