2025年8月18日から20日にかけて、日本で開催されたTICAD9のサイドイベントとしてJICA「みんなの学校」（コミュニティ協働型教育改善アプローチ）に関するフォーラムが行われ、ジブチの教育省で働く6名が参加しました。

このフォーラムには、ジブチをはじめ、ベナン、ブルキナファソ、マダガスカル、マリ、ニジェール、セネガル、エチオピア、ガーナ、マラウイ、南スーダン、ギニアの12カ国から教育関係者が集まりました。

ジブチでは「みんなの学校：コミュニティ協働による教育改善プロジェクト」を2024年4月から実施し、学校と地域社会の連携強化を通じて教育の質向上を目指しています。

フォーラムの中では、各国チームの経験の共有、アフリカの教育課題についての議論、教育システムの質を高めるための国家ロードマップ作成が行われました。
さらに、参加者は日本の教育制度を学ぶため、日本の教育機関や文化施設を訪問しました。

次回のフォーラムでは、各国のロードマップの進捗状況を共有し、さらなる改善策を検討する予定です。今回の充実した意見交換を通じて、ジブチチームは教育改善に向けた新しいアイデアと具体的な方策を得ることができました。