日本インドネシア再生可能エネルギーフォーラム2024への登壇
2024.12.19
国際協力機構(JICA)は、11月29日(水)、駐日インドネシア共和国大使館で開催された日本インドネシア再生可能エネルギーフォーラム2024にパネリストとして登壇しました。同フォーラムではヘリ・アフマディ駐日インドネシア大使や同国エネルギー・鉱物資源省 新・再生可能エネルギー総局 エニヤ・リスティアニ・デウィ エネルギー総局長による基調講演に続いてインドネシア、日本の様々なエネルギー分野関係者が登壇し、活発な意見交換を行いました。
インドネシア政府は、経済成長と両立させる形で、温室効果ガス排出削減と再生可能エネルギーの供給力強化、エネルギー自給の強化に取り組んでいます。JICAは、日本政府が策定した開発協力方針に基づき、インドネシアのエネルギー分野においては、安定的で信頼性のある、持続的でアフォーダブルな電力供給と温室効果ガスの排出削減を目指して協力を行っています。
JICA東南アジア・大洋州部東南アジア第一課課長の那須毅寛は、JICAの再生可能エネルギー分野におけるこれまでの貢献や、現在取り組んでいる協力、そして2024年11月からの「インドネシアにおける水素社会の推進に関する情報収集・確認調査」開始について紹介。「従来は公的機関を対象とした協力が中心的であったが、特に民間が中心となる本分野においては、これからは関係諸機関ともよく連携のうえ、JICAとしても民間企業との協力をますます拡大させていきたい」と述べ、質疑応答において、今後の協力についての意見交換も行いました。
JICAは、インドネシア政府が掲げる2060 年までにネットゼロを達成するという目標の実現に向け、引き続きエネルギー分野での協力を推進していきます。
那須課長(中央)の講演
フォーラムの様子
プレゼンターの集合写真
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