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JICAによる道路インフラ整備における道路品質と持続可能性向上の支援:CAE Method Standardization Project: Inaugural Seminar 2024

2024.08.12

JICAは、中小企業・SDGsビジネス支援事業の下、酒井重工業株式会社と協力し、インドネシアの公共事業・公営住宅省(PUPR)道路・橋梁技術開発(BINTEK)の監督のもと、道路維持・修繕工事に有効なインドネシアでは新工法となる、CAE工法(セメント・アスファルト乳剤)の基準化を支援しています。

セメントアスファルト乳剤スタビライザー工法は破損したアスファルト舗装と路盤を掻きほぐし同時にセメントとアスファルト乳剤を添加・混合して路盤材料を再利用し新しいリサイクル路盤を作る工法です。この工法は、舗装の耐久性を高めるます。それによりライフサイクルコストを低減し、品質の高い道路インフラ整備を可能とします。

2024年8月12日、チカランのPT SAKAI INDONESIA工場にて、「2024年度 初回 CAE工法標準化プロジェクトセミナー」が開催されました。冒頭にYudha局長からCAE工法基準化のサポートのお言葉もいただき、JICAプロジェクト詳細説明、CAE工法の紹介・基準化プロセスについて報告したほか、デモンストレーションを行ったロードスタビライザー「PM550-S」も紹介しました。

政府、官民建設会社、大学からの参加者は、道路維持・修繕工事の基礎となる路盤改良、建設効率を向上させる有効的なCAE工法に大きな関心を寄せました。

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