jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

JICAパキスタン事務所のウェブサイトにようこそ。
所長の篠﨑 祐介(しのざき ゆうすけ)と申します。

JICAは、世界が直面する複合的危機を乗り越えるため、開発協力大綱において我が国のあらゆる開発協力に通底する指導理念に位置付けられた「人間の安全保障」の実現に向け、人々の命、生活、尊厳を守り、格差が緩和された、誰も取り残さない発展を目指し、持続可能性、包摂性、強じん性を伴う経済社会づくりに取組んでいます。

パキスタンは世界第5位の人口約2億6千万人を有し、年齢別の人口構成で0歳~14歳が36.7%(2026年)と若く、一人あたりGNIは1,430ドル(2024年)と経済発展のポテンシャルを持つ一方、社会の土台となる教育、保健医療、水などの社会指標は概して低く、ジェンダー指標は世界でも最低水準にとどまっています。また、洪水(2022年に国土の3分の1が水没、2025年に2,000名以上の死傷者)や地震など、自然災害に対しても脆弱です。
JICAは、パキスタンがこうした開発課題を克服し、成長を遂げることができるよう、技術協力と資金協力を組み合わせて協力を行っています。相手国の人々と協働しながら物事を進める日本の協力の強みを最大限活かし、JICAにしか出来ないことを追求していきます。
例えば・・・
・ODAの持つ触媒としての役割:パキスタンとの協力において、JICAが国内外の主体と連携し、課題解決力を上げることや民間資金の動員を推進すること
・望ましい環境を作る:地域の安定(地政学上重要な位置付けにあるパキスタンの安定)や投資環境など、我が国とパキスタンにとって望ましい環境を創出すること
・シンクタンク機能:パキスタンが抱える課題や状況についての情報を蓄積・分析・発信し、他国への開発協力に生かすこと
これらを通じて、我が国とパキスタンの信頼関係を更に醸成していきます。

JICAだけで出来ることには限りがあり、両国の民間企業や自治体、大学、NGOなど幅広い関係者が知恵やリソースを持ち寄り、新たな解決策を提案・実施できるよう取り組んでまいります。JICAは多様なパートナーとの共創を推進し、共創によってつくり出された革新的な解決策を、我が国を含む様々な国の間で環流させていくことで、開発途上国と我が国の社会課題解決に活かしていきます。皆様方のご理解とご協力、そしてこれらの取り組みへのご参画をお願い致します。


パキスタン事務所
所長 篠﨑 祐介