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PNG海外協力隊 活動情報(松本 向生/環境教育)

職種:環境教育
氏名:松本 向生(まつもと こうき)
隊次(派遣期間):2024年度2次隊(2024年11月~2026年11月まで)
配属先名(任地):アロタウ市役所/保健環境課(ミルンベイ州 アロタウ)

こんにちは!JICA海外協力隊として、パプアニューギニア独立国に派遣されている松本向生と申します。静岡県湖西市出身で、専門学校を卒業後、静岡県の水族館で3年半勤務し、現在はパプアニューギニア・ミルンベイ州・アロタウ市の市役所に派遣され、地域の方や子どもたちに環境教育を行う活動をしています。

私がJICA海外協力隊を知ったのは、高校の授業でした。私の高校にはJICA海外協力隊に参加されていた先生がおり、授業の中で途上国の生活や、活動の様子を紹介していただきました。当時の私は、開発途上国といえば「貧乏で大変な暮らしをしている」というイメージがありましたが、先生が紹介した写真の中では、先生と人々が協力しながら楽しそうに活動しており、強い衝撃を受けました。そこから、自分も途上国でボランティアをしてみたい、いろんな人々と仲良くなりたいと思うようになりました。その中で、自分が途上国で何が出来るかと考えた時、まずは水族館飼育員という自分の夢を叶え、その知識を途上国で活かそうと決めました。そして、運良く水族館で働くことができ、JICA海外協力隊に参加することができました。

私の任地であるアロタウ市では、ポイ捨てや処理方法などのゴミ問題が課題となっています。環境教育隊員として、“ダメ”を押し付けるのではなく、共に考え、楽しく学べるような活動をしていきたいです。また、アロタウ市には多様な動植物や美しい海など、豊富な自然が残っています。その中で、自然の素晴らしさ、ゴミが与えている影響を伝え、人間も、動物も笑顔で暮らせる町を、地域の方と一緒に作りたいと考えています。

アロタウ市役所の方と一緒に、住宅地のゴミ収集をしている様子です。まだ赴任して2ヶ月のため、まずは町のゴミ処理システムを知るところから始めています。

学校巡回で実施している、アロタウ小学校での環境啓発授業の様子。

●JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア(PNG)は800もの言語・部族が共存するなど色彩豊かな文化が息づく国です。地球最後の楽園と称されるPNGから、JICA海外協力隊の活動や生活に関する生の声をお届けします。

2025.01.30 アロタウ隊員の休日日記(エコツーリズムツアー)/ 環境教育
2025.02.24 任地紹介① アロタウ市 / 環境教育
2025.02.24 任地紹介② アロタウ市 / 環境教育
2025.01.13 アロタウ隊員の休日日記(ゴミ拾い)/ 環境教育
2024.12.24 7名の熱い情熱を持った隊員がパプアニューギニアに到着。新たな絆と挑戦の幕開け

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