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PNG海外協力隊 活動情報(小林 虹矢/青少年活動)

職種:青少年活動
氏名:小林 虹矢(こばやし こうや)
隊次(派遣期間):2024年度2次隊(2024年11月~2026年11月まで)
配属先名(任地):ベセル小学校(オロ州 ポポンデッタ)

はじめまして。JICA海外協力隊としてパプアニューギニアに派遣されている小林虹矢(こばやしこうや)と申します。新潟市の中学校に1年間英語の講師として勤務後、2024年11月に着任しました。現在はオロ州ポポンデッタ市のベゼル小学校という小さな小学校で教科指導、教育活動の支援を行っております。

実は、今回が初めての海外渡航になります。1年前まで、いつか海外に行って自分で得た異文化の経験を教科指導に生かしたいと思っていました。そんな時、英語の授業中に一人の生徒が発表した「海外に行って生活に困っている人を助けたい」という内容のプレゼンを聴き、「せっかく海外に行くなら、困っている人の力になりたい」と思ったことがきっかけで、JICA海外協力隊について調べ、応募に至りました。

自分が先生として働いていた時に「3つの“あい”」を大切にしてきました。「自分(I)」を大切にすること、子どもたちを自分の「目(eye)」でしっかりと見ること、子どもたちに「愛(love)」を伝えることの3つです。JICAも”leading the world with trust”というビジョンを掲げており、自分が大切にしてきた信頼関係の構築をJICAも大切にしていたことも、協力隊に応募する後押しになりました。

帰国後は、日本の教育現場に携わりたくその際、協力隊の経験は大きな財産になると感じています。だからこそ、この2年間は、子どもたちと一緒に学び、経験し、楽しんで、子どもたちの思い出の1ページが夢と希望であふれるような、そんな時間を過ごしていきたいと思います。

英語の指導では、フラッシュカードやゲームを用いて、楽しく英語を学べる工夫をしています。

算数の授業では、実物を使ってわり算の概念を教えています。

学校には十分な机といすがなく、外で授業する時もあります。

●PNG海外協力隊だより(ベゼル小学校だより)

日本の学校で英語を教えていた時に、教科書にあった内容で自分自身も学びになったのが、学校紹介の単元でした。国境を一つ越えると、「学校にあるもの、一日の過ごし方が全く違う」ということを先生の立場から学ぶことができました。
自分が今いるベゼル小学校もまた日本と違う学校の文化があります。日本にいる学生、先生方、そしてパプアニューギニアの要請に応募を考えている方々に、ベゼル小学校を知ってもらうために「ベゼル小学校だより」を作成することにしました。皆さんに読んでいただき、英語学習やJICA海外協力隊の応募のきっかけになれば嬉しいです。

●JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア(PNG)は800もの言語・部族が共存するなど色彩豊かな文化が息づく国です。地球最後の楽園と称されるPNGから、JICA海外協力隊の活動や生活に関する生の声をお届けします。

2025.02.07 ~教育に必要なもの~ ベセル小学校/青少年活動
2024.12.24 7名の熱い情熱を持った隊員がパプアニューギニアに到着。新たな絆と挑戦の幕開け

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