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ソゲリ小学校の生徒がHERALBONY Art Prize 2025に挑戦!多様性と創造性が輝く作品

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2025.01.17

ソゲリ小学校のアプタくん(14歳)とマシアさん(14歳)が、国際的な美術コンテスト「HERALBONY Art Prize 2025」に応募しました。このコンテストは、障害のあるアーティストたちの才能を称え、その個性を広く発信することを目的としたものです。

アプタくんとマシアさんは、担任の先生や保護者から「学び方に特徴がある」と言われています。
二人は算数や語学が苦手で、学習スピードがゆっくりですが、その特性に寄り添った学びが進められています。
絵を描くことは二人にとって大切な自己表現の手段であり、思いを込めて取り組んでいます。

内山さん(青少年活動)が、環境保全をテーマにした授業で図画制作を行った際に、二人の才能が発見されました。
彼らの自由な発想や独特な感性が授業中に光り、今回の美術コンテストへの応募に至りました。

今回応募した作品には、彼らの独特な感性や豊かな色彩感覚が存分に詰まっています。
応募前に内山さんが二人に感想を尋ねたところ、次のようなコメントをもらいました。

アプタくん:「私の絵を通じて、いろんな国の人とつながれたらうれしいです。」
マシアさん:「ふるさとを大切に想う気持ちやソゲリの美しい自然が世界中の人へ伝わるとうれしいです。」
また、二人は「私たちは普段絵を描く機会はあまりないです。絵画展を通して自分の想いを絵で表現することができてとてもうれしいです。」と述べ、今回の挑戦が彼らにとって特別なものであることを語ってくれました。

内山さんは二人の作品について次のように感想を述べています。
「ふるさとへの愛着や美しい自然を守っていきたい気持ちが色鮮やかに表現されていて感銘を受けました。彼らの作品には、多くの人に伝えたい想いが詰まっていると感じます。」
Heralbpny Art Prize 2025を通じて、アプタくんとマシアさんの作品がどのような反響を得るのか、そして彼らの未来がどのように広がっていくのか、多くの人々が期待を寄せています。

●関連リンク
・最新の活動やイベント情報はフェイスブックでもご覧いただけます。(英語)  JICA Facebook Page
・内山隊員(青少年活動)の活動紹介
環境保全の大切さを学ぶフィールド体験 – ソゲリ小学校の社会科見学
自然豊かな地域を綺麗に保つ
日本の子供たちとの交流3 ―JICAボランティアによるオンライン交流会―

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