ボランティア事業

1.ボランティア事業の概要

ペルーでは1980年2月に空手隊員を皮切りにボランティア事業が開始されました。その後、1991年7月にJICA専門家3名の殺害事件が発生し、JICA海外協力隊の派遣は一時中断となりました。また、1996年12月には日本大使公邸人質事件が続きました。その悲しい歴史を背負いながらも、以降徐々に、治安状態が改善し、外務省による対ペルー経済協力の制限緩和が決定され、隊員の派遣が再開されることとなりました。2004年に日系シニア海外協力隊、2005年にシニア海外協力隊、2007年に青年海外協力隊の派遣が再開されました。

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2.JICA海外協力隊の活動分野

ペルーにおける援助重点分野は「経済社会インフラの整備と格差是正」、「環境対策」、「防災対策」の3つです。隊員の派遣もこれに準じて派遣をしています。主な分野としては環境教育、コミュニティ開発、スポーツ関連、文化財保護、日系支援など幅広い職種で多くの隊員が活躍しています。

3.JICA海外協力隊の派遣実績

これまでに540名以上の隊員がペルーに派遣されてきました。(2022年1月現在(注))

(注)旧シニア海外ボランティア、旧日系社会青年ボランティア、旧日系社会シニア・ボランティアを含みます。

4.JICA海外協力隊の活動

ペルーで活躍する隊員の活動紹介は以下からご覧いただけます。