マレーシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:マレーシア日本国際工科院マレーシア・ジャパンリンケージオフィスの設立・強化により、日・ASEANの大学・産業界との連携に貢献

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs
#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs

2023.04.11

国際協力機構(JICA)は、4月10日、ジョホールバルにて、マレーシア国政府との間で、技術協力プロジェクト「マレーシア日本国際工科院マレーシア・ジャパンリンケージオフィス強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

マレーシア日本国際工科院(MJIIT)は、研究重視・研究室中心の日本型工学教育により最先端の技術知識の習得を促進することを目指し、マレーシア工科大学の傘下に、2011年9月に開校しました。

JICAはこれまで、MJIITに対し円借款事業および技術協力プロジェクトを通して教育研究機材の整備および日本型工学教育の導入支援等を行うことにより、マレーシアの国際競争力の強化、ASEANの産業界に貢献する人材の輩出に寄与しました。

本事業はMJIITにおいて、これまでの成果を活かしつつ大学連携および産学連携の能力を強化するため、マレーシア・ジャパンリンケージオフィス(MJL)を設立し、MJIITの教育・研究力をさらに強化するものです。

MJLの設立・強化を通じてMJIITがASEANと日本の大学・産業界との連携の重要なハブとなることに寄与し、SDGsゴール4(質の高い教育をみんなに)、ゴール8(働きがいも経済成長も)、ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)に貢献します。 

署名式の様子

署名式の様子

案件の詳細は以下のとおりです。

案件基礎情報

国名 マレーシア国
案件名 マレーシア日本国際工科院マレーシア・ジャパンリンケージオフィス強化プロジェクト
実施予定期間 60ヵ月
実施機関 マレーシア日本国際工科院(MJIIT) 
対象地域 クアラルンプール
具体的事業内容(予定) MJLの設立、MJLによる日本の産業界との連携活動および日本の大学との連携による研究・教育活動拡大により、MJLが日本の産業界と本邦大学との持続的な連携窓口として強化されることを図り、もってMJIITがASEANと日本の大学・産業界との連携の重要なハブとなることに寄与する。

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