パラグアイ向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:動物由来食品の安全性の向上に貢献

#2 飢餓をゼロに
SDGs
#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs

2023.05.19

国際協力機構(JICA)は、5月16日、アスンシオンにて、パラグアイ共和国の国立家畜品質・衛生機構との間で、技術協力プロジェクト「家畜衛生対策及び動物由来食品検査サービス向上プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

パラグアイにおいて、畜産業は主要産業の一つであり、牛肉を中心とした動物由来食品の需要は拡大している一方で、食品の安全を担保するための検査能力、データ管理能力が不十分であり、動物由来食品の安全性検査体制が脆弱です。
本事業は、パラグアイの国立家畜品質・衛生機構に対して、動物由来食品の安全性検査能力及び監督機能の向上、安全性検査データの効率的な解析・管理・共有、動物用医薬品の適正使用にかかる指導機能を強化します。本案件を通じてパラグアイにおける家畜衛生の向上および質の高い食品衛生サービスの提供に寄与し、SDGsゴール2(飢餓をゼロに)、3(すべての人に健康と福祉を)に貢献します。

案件の詳細は以下のとおりです。

案件基礎情報

国名 パラグアイ共和国
案件名 家畜衛生対策及び動物由来食品検査サービス向上プロジェクト
実施予定期間 48ヵ月
実施機関 国立家畜品質・衛生機構
対象地域 全国
具体的事業内容(予定) 【プロジェクト目標】
国立家畜品質・衛生機構の、サーベイランスに基づく家畜衛生と動物由来食品衛生の管理能力が向上する
【成果】
1. 動物由来食品の安全性検査および提携ラボに対する監査機能が向上する。
2.  国立家畜品質・衛生機構関係総局と関連機関の連携のもと、動物由来食品の安全性検査データが効率的に解析・管理・共有される。
3. 動物用医薬品の適正使用に関する国立家畜品質・衛生機構の指導機能が強化される。

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