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【開催報告】『AOTS・JICA共催「途上国ビジネス」×「人材育成」セミナー兼交流会』を実施しました。

2022年12月26日

2022年12月7日(水)に一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)とJICAの共催で、「途上国ビジネス」×「人材育成」セミナー兼交流会を実施いたしました。

開催の背景

本セミナーは、JICAの支援事業を利用された企業が、実際に現地でビジネスを開始される際に直面する人材確保・育成という課題について、AOTSより解決に向けたアドバイス、制度紹介をいただくことで、制度利用企業により一層のビジネス展開を図っていただく目的で開催したものです。また、様々な業界・業種の企業同士の交流を通じて、有益な情報交換と今後のお付き合いの場を提供する目的で開催致しました。

概要

日時:12月7日(水)
時間:15時~17時
開催方法:オンライン(Microsoft Teams)

合計7社、計10名がご参加されました。

内容

第一部では、AOTS企業連携部 研修・派遣業務グループ黒田様より、下記メニューについて、制度の紹介を行っていただきました。

1. 研修(日本に招聘して行う技術研修、海外展開国または海外第三国で行う海外研修)
2. 専門家派遣(日本企業の従業員が海外展開先へ専門家として赴いて行う現場での技術指導)
3. 寄附講座(現地の大学等で現地学生向けに講座を開設、講義を行い、高度人材の育成と獲得を目指す)

第二部では、新潟通信機器会社遠藤様、株式会社三幸工務店三鼓様、裕幸計装株式会社岩崎様、ツヤトモ株式会社小栗様より会社概要、事業概要、進出地域、事業実施上の課題(人材・その他)等をご発表いただきました。

第三部では、ご参加企業、AOTS、JICAによる交流会を実施致しました。
「現地人材を管理職登用に動機付けするにはどうしたらよいのか」や「現地従業員との文化の違い等の理由によるミスコミュニケ—ションにどう向き合うか」というテーマで活発な議論が行われました。

(交流会の様子)

【画像】

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進出国や業種の違いを超えて、現地従業員との良好な関係構築のために日本側の管理職が現地を訪問して現地人材へ積極的な自己開示をすることの重要性や、国民性とその背景にある歴史を含む現地人材を理解しようとする姿勢が大切であるという共通理解がなされた会となりました。

今後もこのように企業の海外進出の一助となるイベントを企画していきます。

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