日系社会リーダー育成事業の概要

1.目的

中南米地域の日系人の本邦における修学を通して、将来の日系社会を担い得るリーダーを育成することにより、移住者の定着・安定を図ることを目的としています。本事業は、本邦の大学院に入学が決定しているか、又は入学を希望している中南米地域の日系人を対象に上記目的に照らして適当と認める者を対象としています。

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毎年2回集まる留学生セミナーにて日系社会のネットワークを広げるための意見交換

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アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、ペルー、メキシコからの日系人留学生

2.募集対象国

11カ国
アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、チリ、ドミニカ共和国、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、メキシコ

3.募集人数

10名程度

4.募集分野

日系社会・居住国の経済発展、社会開発に寄与する分野

5.応募者の資格要件

  1. 日系人(概ね3世までとする)であること。
  2. 年齢:留学先大学の課程が開始する年度の4月1日現在で、満40歳未満であること。修士号および博士号いずれも取得していないものを優先して選考する。
  3. 学歴:大学卒業者(3月末までに卒業見込みの者も含む。)であること。
  4. 大学院での受入:
    1)大学院正規生または学部・大学院の研究生・科目等履修生としての入学が決定しているか、すでに在籍していること。
    2)もしくは大学院入学を目指し、留学希望先の日本の大学院より正規生としての入試合格後の受入れにつき内諾を得ているか、その内諾は得られずとも非正規生としての試験に合格した場合の受入れにつき内諾を得ていること。
  5. 日本語:日常生活に支障のない日本語能力を有すること。
  6. 就労:就労中である場合、大学入学前に退職または休職し学業に専念できること。JICAが支援する留学生である期間は、在留資格「留学」の「資格外活動」として法務大臣の許可を受けることが可能と認められる範囲内の活動を除いて、就労しないこと。
  7. 健康:心身ともに健康であること。

6.手当支給期間

  1. 来日後、非正規生(研究生・科目等履修生等)による研究期間が必要な場合、1年間を上限とし、手当てを支給する。
  2. その後、正規課程に進学した場合、修士課程の場合は2年間、医学及び歯学の博士課程の場合は4年間、それ以外の博士課程の場合は3年間を手当支給期間として加算する。ただし、修士課程または博士課程入学前に大学から日本語研修が義務づけられている場合は日本語研修期間も手当支給対象とするが、その支給期間の上限は6カ月とする。
  3. 支給期間を超える留学期間中の経費については、留学生の自己負担となる。
  4. 留学生1年目は非正規生であっても支給対象として認めるが、2年目に正規生となれなかった場合、支給は中止するものとする。
  5. 大学院在学中に支給を受ける者の場合、支給期間は学位取得までの最短修業期間(たとえば、修士2年目から受給の者は1年間、医学・歯学の博士2年目から受給の者は3年間)とする。
  6. 手当の支給期間中に学位が取得できない場合にも支給期間の延長はしない。

7.留学生セミナーの実施

2013年度から毎年3月に当該留学生全員を招集した留学生セミナーを実施し、日系リーダーとしてのアイデンティティーの強化及び留学生同士の繋がりを深める機会を設けている。また、2016年度から10月の海外日系人大会に併せて、留学生セミナーを実施し、毎年2回当該留学生を一度に集める機会を設けている。