実践紹介 ー 世界地図から広がる世界 ー

2020年12月25日

「世界の言葉で『ありがとう』『こんにちは』」-JICA北海道が作成している世界地図です。今回はこの世界地図を活用してくださっている学校を紹介します。

岩見沢市立中央小学校の実践

「世界のあいさつ&クイズ」
~保健室前の掲示板より~

今回ご紹介するのは、岩見沢市立中央小学校です。養護の先生が作成され、保健室前に掲示された楽しい掲示物。世界地図を中央に、その周りには民族衣装を着たその国の人たちのイラストが貼られています。そしてさらにすごい仕掛けが!なんと、「めくってね」の5文字の紙の裏には、国名と民族衣装の特徴が説明されているんです!


児童が一目でわかるように大きなカタカナで書かれた挨拶の言葉と、その下にはその国の食事に関する説明が...。なるほど!ドイツでは「何を食べるか」よりも「家族そろって食べること」を大切にしていて、フランスではお昼ご飯をたっぷり食べて、夜ご飯は少なめ、間食もあまりしないのですね。「知る」って楽しい~!(^^)!

その国の「挨拶&食事の説明」と
仕掛けが楽しい「めくってね」

こんなに明るい色使いと仕掛けがある楽しい掲示物なら、児童も楽しく世界のことを学ぶことができますね。また、「朝のあいさつ」にこの世界地図を利用している学級もあるそうです。先生方のアイディアが溢れる岩見沢市立中央小学校の素敵な実践をご紹介させていただきました。ありがとうございました。


※JICA北海道では、「世界地図」をご用意しています。教室に掲示したい、教材として活用したいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。