SDGsオンライントークイベント「考えてみよう!SDGsゴール10 ~目に見えない人や国の不平等~」を開催しました

2021年6月29日

SDGsオンライントークイベントチラシ

6月27日(日)17:00より、SDGsオンライントークイベント「考えてみよう!SDGsゴール10 ~目に見えない人や国の不平等~」をzoomウェビナー形式で開催しました。SDGsや難民に関心のある市民の方々など、41名の方にご参加いただきました。

ジブンゴトとして不平等や格差について考える時間

日本で難民申請を待つアッバスさん(右)と支援に取り組むビスカルドさん(左)

イベント冒頭には、SDGsとは何か、普段の生活ではなかなか気づきにくい日本や世界にある不平等、格差についてJICA職員から紹介を行うと共に、より公平な社会にするために不平等や格差をジブンゴトとしてとらえることの重要性について参加者へ問いかけを行いました。
その後、政治的迫害により日本で難民認定申請中のアッバス・ヤズダニさん、難民支援に取り組むカトリック大阪大司教区 社会活動センターシナピスのビスカルド篤子さんより、アッバスさんが来日するまでの経緯や、日本到着直後から2年8か月もの間、入国管理局の施設に収容された経験、日本の市民に期待すること等を語っていただきました。
イベントの最後には「日本にいる私たちにできる難民支援とは」というテーマで、国連UNHCR協会北海道エリアマネージャーの山下さんより、映画「戦火のランナー」の視聴や難民支援イベントへの参加を通じて、まずは難民の問題を知ること、また募金への協力などさまざまな支援方法の紹介をいただきました。

自分達にできることは何ですか?

オンライントークライブ最後の集合写真

政治的迫害により命を狙われ、家族とも離れ、言葉も分からず、知り合いもいない国に逃げる—。私たち日本人では想像もつかないような困難を経験し、複数の国を経由して何とか日本に亡命されたアッバスさんが、時折涙を見せながら語るお話には圧倒的なリアリティがあり、多くの方が真剣に聞き入っていました。参加者からは「イランから離れた地である日本に来た際、経験したカルチャーショックはありますか?」「北海道にいながら自分にできることは何でしょうか」といったような質問がありました。
またイベント終了後には「アッバスさん頑張ってください!」「難民の実状を知って衝撃を受けました。まずは知ることから始まると思います」等のコメントが寄せられ、アッバスさん、ビスカルドさんへの温かい応援メッセージや、貴重な話が聞けて良かったという声が多く聞かれました。

今回ご登壇いただいたビスカルドさんが難民支援に取り組まれている、カトリック大阪大司教区社会活動センターシナピスのご案内は以下のとおりです。ご関心がある方は、是非下記ホームページをご参照の上、ご寄付の協力をいただけると幸いです。(6月20日は「世界難民の日」でした。)