札幌清田高等学校の生徒達とJICA研修員とのオンライン交流(研修員学校訪問)

2021年9月22日

【画像】9月10日(金)に札幌清田高校グローバルコースに在籍する生徒と、JICA研修員による交流プログラムをオンラインで実施しました。
交流に参加した生徒達は、本年7月にほっかいどう地球ひろばを訪れ、JICA事業や世界が抱える諸課題についての理解を深め、また、事前学習として研修員の母国に関する情報収集を行い、その国が抱える課題を考察した上で、当日の交流に臨みました。

生徒達による日本文化の紹介

【画像】今回のプログラムには、インド、ベナン、ナイジェリアから来日している3名のJICA研修員が参加しました。
交流の前半では、生徒達から写真や実物を見せつつ英語やジェスチャーを駆使して日本文化の紹介があり、鉢巻きや折り鶴から餃子の自動販売機まで幅広いテーマに研修員達は時に驚きの表情を浮かべながら興味深く聞き入っていました。

研修員による母国文化の紹介

【画像】後半では、研修員3名からそれぞれの国の民族衣装や料理、言語の多様性、挨拶の仕方など、多岐にわたる紹介がありました。ベナンにはアグーという縦長の杵でついて作られる料理があり、遠く離れたアフリカの国に餅つきのような料理法があることを知り、生徒達はベナンに親近感を覚えていたようでした。

今回のプログラムに参加した高校生は1年生で、英語の学習も途上ですが、研修員と直接向き合い、研修員の言葉を懸命に理解しようとし、もどかしさを感じながら質問するひた向きな姿が印象的でした。今回の交流をきっかけに、更にインド、ベナン、ナイジェリアへの関心が高まり、いつか現地の方とその地の言葉で交流できる日が来ることを願っています。