北海道JICA海外協力隊オンライン懇親会を開催しました!!

2022年3月16日

【画像】3月12日(土)、派遣前隊員を含む特別登録者、帰国隊員を対象に北海道JICA海外協力隊オンライン懇親会を開催しました。
2020年の一斉帰国後から再派遣を待つ、2019年度1次隊の田中玖実さん(モンゴル/障害児・者支援)、1年8カ月の待機ののち、2021年度7次隊として再派遣された橋野友香理さん(タイ/公衆衛生)の二つの違うステータスをお持ちの講師をお迎えし、これまでの経緯や、待機時の過ごし方、また、モチベーション維持の方法などを伺いました。
当日は、国内外から30名以上の参加をいただきました。

ネガティブな経験も伝えていく

発表スライド

講師発表の様子

青年海外協力隊2019年度1次隊(モンゴル/障害児・者支援)の田中さんは、活動9カ月目でコロナ禍により一斉帰国し、心の整理が大変だったそうですが、JICA関係者の「派遣が短くなったのも運命。その後のキャリアやネガティブな経験を伝えていくべし」という言葉に救われたそうです。
そして今後は更に「知識と経験を積み、力をつけてからまた国際協力の現場に戻りたい」と力強くお話しくださいました。

今は静の時。いつか動になる時のための土台作りをコツコツやっていこう。

講師発表の様子

ホッとする言葉

シニア海外協力隊2021年度7次隊(タイ/公衆衛生)の橋野さんは、一斉帰国から1年8カ月の待機ののち、再派遣されました。コロナ禍の影響で活動に制限がかかることもまだまだあるそうですが、橋野さんはそんな状況もマイナス思考にならずに、「今は静の時。いつか動になる時のための土台作りの期間」と捉えて活動されているそうです。協力隊ではなくても、大変参考になるお話であったと思います。

参加者の声

全体発表の後はブレイクアウトルームに分かれ、懇親会を行いました。
終了後のアンケートからは、「高いモチベーションを維持せねばと頑張っていたけど、自分の気持ちに素直になることも必要だと気づいたから。」、「こういった話はなかなかしづらいし聞きづらいということがあろうかと思いますが、そういった方々を繋げて話し合える場を提供する本イベントは非常に有意義だと思います。」などといった感想が寄せられました。

お忙しい中ご登壇くださった講師の方々、そして参加者のみなさま、ありがとうございました!!