途上国からの研修員が雪国の遊びを楽しみました!(研修員の福利厚生 北国の生活の理解の一環)

2023年1月25日

【画像】1月21日(土)に滝野スノーワールドにて、JICA研修員が道民の冬の遊びを体験しました。アフリカ、アジア、中南米から来道した、短期研修員22名、長期研修員13名が、それぞれの思い思いの雪の遊びを堪能しました!

初めての雪あそびに感動!

歩くスキー、Let's Go!

JICA北海道では、2022年度から来日型での短期研修員の受け入れを再開しました。これまで、さまざまな分野で、多くの国からの研修員が北海道を訪れ、研修での学びはもちろんのこと、日本のことや北海道のこと、自然や人々、食事・文化について多くの体験をしていただいています。

1月に入ってからバングラデシュやパキスタン、モンゴル、中南米といった国々から20名を超える研修員が札幌周辺で研修を行っています。寒い時期の北海道では、今月に入ってから大雪に見舞われる日も多くなってきましたが、皆さん元気に札幌での生活を送っています。

チューブそりもスリル満点!

気温も低く、雪の降る日は何かと外に出ることがためらわれますが、アジアやアフリカ等、母国で雪とは縁のない生活をしている研修員にとっては雪に囲まれた生活をするのは初めてで、雪を見て興奮することもしばしばです。そんな中、1月21日(土)、本格的な雪遊びを体験しようと、札幌市南区にある「滝野スノーワールド」での日帰りツアーを開催しました。ここでは、雪の滑り台、歩くスキー、スノーシュー歩きなど、雪国ならではの遊びを楽しむことができます。
当日は、来日したばかりの短期研修員22名、それに北大に留学している長期研修員13名が雪遊びを楽しみました。滑ったり転んだり、皆さん、雪遊びをするつもりが、雪に遊ばれているみたいでしたが、「滑る感覚」にとても興奮した様子でした。会場では「道産子」の人たちが楽しく遊んでいる横で、見様見真似ながらも雪国の遊びを堪能していました。

住んでいるからこその雪国体験!

パウダースノーに寝転んで。(新感覚!)

日中でもマイナス5.8度でした。

札幌では、2月になると、大通会場などでの雪まつりが開催されます。雪まつりといえば、多くの外国人観光客が押し寄せる、国際的にも有名なイベントです。研修員も、タイミングが合えば、見事な大雪像や氷像を鑑賞することでしょう。数日間、札幌に滞在し、こうしたイベントを見るのも感動を呼ぶものですが、住んでいるからこその滝野での雪遊び体験、それぞれ一生の思い出になる札幌の冬の一日になったに違いありません。この日の良い思い出を忘れず、日本での研修にもますます力が入ることでしょう。