eスポーツで国際交流

1/27（金）に、来日中のパキスタンの研修員8名と地元大学生による対戦格闘アクションゲーム「鉄拳7」でのeスポーツ交流会を、札幌市中央区の「space360」で実施しました。

やっぱりパキスタンは鉄拳王者だった！？

JICA北海道（札幌）が実施しており、パキスタンからの研修員が参加している青年研修「パキスタンICT推進によるDX実践」は、（株）北海道アルバイト情報社の協力のもと、道内のICT企業の視察や意見交換を通して、豊富な若手ICT人材を抱えるパキスタンのICT推進関係者との接点を構築することを目的に実施しています。

当日は、北星国際大学の生徒とeスポーツを通じた交流会を実施し、鉄拳7で日本×パキスタンのトーナメント戦を行いました。参加者は、皆、ゲーム素人ということでしたが、白熱した接戦の中、パキスタン勢が一歩リードし、優勝はパキスタンから参加したジアさんが勝ち取りました。

海外に出ることを怖がらないで

プログラムの後半では、日本とパキスタンが互いの国の魅力を語り、交流を深めました。日本の学生が海外への就職に高いハードルを感じているという意見を聞いた際には、パキスタンの研修員から、「海外に出て世界を見てほしい。日本人は非常に勤勉なので、自分を売り込むことができれば、必ず道は開ける」とのアドバイスを送る場面もあり、両国の参加者にとって非常に印象深い1日となりました。プログラム終了後、学生と研修員で連絡先を交換する場面もあり、今後の継続的な交流が期待されます。