【山形県】国際理解実践フォーラム2022~山形から世界を見てみよう~ をご紹介します!

2023年1月6日

 山形県では2004年より毎年、「国際理解実践フォーラム」を開催しています。このフォーラムは複数のテーマ(分科会)から成り立ち、認定NPO法人IVYをはじめとする山形県内の様々な団体・個人の皆様のご協力をいただいています。
12月11日(日)に開催された「国際理解教育」分科会についてご紹介します!

「探究」の意味と目的を探究する

講師:鈴木 精 先生

 主に学校関係の方々を対象とした「国際理解教育」分科会では、近年の大きなキーワード「探究」をメインテーマとしました。
 実践事例が紹介される機会は様々にある一方で、探究活動を「なぜ行うのか?」という問いに向き合う必要があるのではないか?という提案から始動したこの分科会には、鈴木 精 先生(九里学園高等学校 教頭)をゲストスピーカーとしてお迎えし、世界・地域・自分をつなげた取組、およびそれを経て見られた生徒の変化についてご紹介頂きました。
 後半は二戸部 優 先生(天童市立津山小学校 教諭)が聞き役となり、参加者の皆さんより寄せられたコメントや質問を取り上げながら、改めて「探究」について掘り下げました。

参加者の皆さんからのコメント(一部)

集合写真

 当日は17名がオンラインで参加し、鈴木先生の実践・二戸部先生との対談を聞き感じたことを互いに共有しました。学校関係に限らず多様な職業の方が参加していたこともあり、グループで生まれる感想や意見も様々なものとなりました。
 「探究を面白いと思ったり、どうしようかと思案したりしている人と繋がることができて元気が出てきた。」
 「教科の授業では見られない生徒の成長の姿を見ることができるという確かな思いを持つことができた気がする。」

 今年度の国際理解実践フォーラムは、他にも2月に「異文化理解」「多文化共生」などの分科会を開催予定です。知りたいかも?と思った分科会がありましたら、ぜひご参加をお待ちしております!