【草の根技術協力事業】ザンビア丸森プロジェクトチームがアグリカルチャーショーで1位!

2022年7月7日

 JICAでは、アフリカ・ザンビアで、市場志向型営農ノウハウの適正技術化と普及を図る草の根技術協力事業「小規模農家における市場志向型営農普及プロジェクト-丸森町での営農事例紹介を通じて-」(ザンビア-丸森プロジェクト)を実施しています。
 実施団体である耕野振興会(宮城県丸森町)から嬉しい報告が届きました。

2年ぶり開催のアグリカルチャーショーに参加

展示品について質問をする参加者

所狭しと並べられた成果品の野菜、加工品たち

 6月16日(木)、ザンビア-丸森プロジェクトは、ルサカ州チランガ郡で行われたアグリカルチャーショーに出展しました。
 この大会では、各地の農家組合やグループが、自分たちの日々の農業活動の成果を展示し、その成果を競います。新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催されていませんでしたが、今回2年ぶりに開催されました。

郡大会で見事1位獲得!

喜びのダンスを踊る農家、普及員の皆さん

 耕野振興会では、ザンビア-丸森プロジェクトを実施している5村の農家と普及員と共に、2016年より取り組んできた様々な種類の作物、養蜂で採れた蜂蜜、ソーラードライヤー、畑用のコンポスト、ボカシなどのほか、丸森町で教わった『いももち』を含む加工品、ジャム、乾燥させた野菜など様々な展示を行い、農家さん自身が、その成果について説明を行いました。
 その結果、見事地区1位の評価を頂くことができ、農家と普及員みんなで喜びのダンスを踊りました。今回の成果がプロジェクトに関わる農家や普及員全員の誇りとなり、さらに継続した活動に結びつくよう今後もプロジェクトを進めていきたいと思います。

集合写真

 アグリカルチャーショーはこの後、州大会、更には全国大会と続いていきます。
 農家・普及員の日ごろの頑張りと、プロジェクトの素晴らしい成果をザンビア全国の皆さんにお見せできるように、引き続きがんばってまいります。