ドローンで農業にイノベーションを-JICA筑波でオンライン講習会実施!

2021年4月12日

2021年3月

様々な場面で活用が進むドローン。開発途上国の課題、SDGs(持続可能な開発目標)達成にも役立つイノベーション推進のツールとして期待されています。

JICA筑波でも、ドローンを活用した途上国の農業イノベーションを目指し、2020年3月にドローンを購入。その後、JICA筑波有志が「ドローン倶楽部」を立ち上げ、週に1回ほど、ドローン空撮を続けています。

今作期は、ドローンを活用し、水稲の葉色診断、雑草抽出、収穫適期判断、葉物野菜の欠株解析、葉物野菜の生育診断、葉物野菜の収量診断などに取り組む予定です。このため、2021年3月末、産業用リモートセンシングサービスの企画・開発・販売を実施している株式会社スカイマティクス様を講師にお招きし、オンライン講習会を開催しました。

講習会には、JICA筑波スタッフ、JICA筑波の研修に協力してくださっている団体の皆さんが参加しました。参加者は、まずスカイマティクスによる葉色解析サービス「いろは」について説明を受けた後、今作期、JICA筑波の圃場でどのような解析を行うか、撮影計画を策定しました。水稲、キャベツをドローンで撮影、「いろは」で解析し、作物の生育や雑草の状況の確認、収穫適期の診断などに活用する計画です!

JICA筑波では、今後も、途上国農業分野でのイノベーションを進めていく考えです。

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オンラインで、葉色解析サービス「いろは」の説明をいただきました。

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参加者で相談しながら、今年の撮影計画を立てました。キャベツは5月、水稲は6月から撮影・解析開始です!

お問い合わせ先

JICA筑波 研修業務課
メール:tbicttp@jica.go.jp