JICA筑波がこども記者、北村蒼良さんの取材を受けました!(こども新聞サミット)

2022年3月28日

3月15日(火)、「こども新聞サミット」のメンバーである北村蒼良(きたむら そら)さんがJICA筑波を取材しに来てくれました。 「こども新聞サミット」は、全国の小学生が「自分が大人になったらどんな社会にしたいか」を議論し、発信する取り組みで、毎日新聞社、読売新聞社、朝日学生新聞社が幹事社となっています。 今年度のこども新聞サミットのテーマは「よりよい世界をつくるには」です。蒼良さんは「地球環境」を取材テーマにし、取材先を自分で考えました。「いつもSDGs(持続可能な開発目標)について調べるときに利用しているJICA筑波の図書館をみんなに知ってもらいたい」と思い、JICAへの取材を決めたそうです(他にも、企業などへの取材を実施)。 当日のインタビューの様子を紹介します。

JICA筑波の図書館にはどんな本があるの?

SDGsの本を紹介してもらっている蒼良さん

JICA筑波の図書館(「ライブラリーまつむら」)をよく利用している蒼良さん。取材は、いつもお話をしている司書の松田さんへの質問から始まりました。蒼良さんは「どんな本がありますか?」「環境問題を知るためにおすすめの本はありますか?」など、まだ「ライブラリーまつむら」を知らない人のために、どんな本があるかが分かる質問をしてくれました。

おすすめの本を聞かれた松田さんは、『世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本』(池上彰、学研プラス、2020年)などを蒼良さんに紹介しました。 「ライブラリーまつむら」 には、アフリカ、アジア、南アメリカ、太平洋地域の本が多くそろっています。また、世界各国の絵本も充実しているため、キッズスペース(くつをぬいで本を読めるスペース)には、小さなお子さんと保護者の方がよくいらっしゃいます。蒼良さんがよく調べているSDGsについての本も充実しています。

こどもから大人まで誰でも利用できるJICA筑波の図書館、「ライブラリーまつむら」。世界のことやSDGsについて興味がある方はぜひお立ち寄りください。

SDGsに18番目のゴールがあるとしたら、みなさんはどんなゴールにしますか?

こども記者の北村蒼良さん

蒼良さんからの最後の質問は、「SDGsに18番目のゴールがあるとしたら、みなさんはどんなゴールにしますか?」でした。
筑波センターの回答は、「信頼で世界をつなぐ」です。これはJICAのビジョン。JICAは開発途上国の方々の声に耳を傾け、一緒に課題を解決する姿勢を大切にしていることをお伝えしました。 蒼良さんは、学校でSDGs係を担当していて、18番目のゴールとして「すべての人に食べものと笑顔を」というゴールを作ったそうです。蒼良さんのように、「今、世界では何が起きているのか」を知り、「そのために自分は何をするのか」を考え実行する人がもっともっと増えたら、よりよい世界をつくることができるのではないでしょうか。

素敵なこども記者、北村蒼良さん。JICA筑波を取材してくれてありがとうございました。 ※蒼良さんの取材の様子は、2022年3月21日発行の「茨城新聞」に掲載されています。ぜひご覧ください。