キーウ工科大学にDVD教材「日本の近代化を知る7章」を手交

2021年5月14日

2021年5月14日、JICAウクライナ・フィールド・オフィス(FO)は、キーウ工科大学(Kyiv Polytechnic Institute:KPI)へDVD教材「日本の近代化を知る7章」を手交しました。

JICAが放送大学と共に作成した同DVD教材は、幕末から明治以降の日本の近代化、戦後の歩みをカバーするもので、豊富な歴史資料と映像を多用し、日本の歩みを体系的に紹介するものです。JICAウクライナFOは、同DVD教材の第4章「経済成長と日本式経営」を活用し、KPIが実施した特別講義(本年4月28日実施)を支援しており、KPI教授陣および参加した学生から高い評価を得ています。

セレモニーでは、JICAウクライナFOの杉本首席駐在員よりKPI副学長であるSerhii Sydorenko教授にDVDが手交されました。

Sydorenko副学長からは「ウクライナ日本センター設立を含むJICAとKPI間の長年にわたる協力に改めて感謝したい。また、今般JICAより受領したDVDが、KPIの学生にとって有益な教材になると確信している」との謝辞がありました。

杉本首席駐在員からは「7章から成るDVD教材は、非西洋から近代化を遂げた最初の例である日本の経験を紹介するもの。KPIにおける教育に本教材を活用頂き、将来を担う若者が日本の経験を知る一助となれば幸い」との旨を伝えました。

また、KPI社会学科長のPavlo Kutuyev教授および社会・法学部長代理であるYana Tsymbalenko教授からは「DVDの活用は勿論の事、今後の協力において、日本の先生にも講義や質疑応答への参加をいただければありがたい」との希望がありました。

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