【実施報告:山梨県】帰国隊員が表敬訪問を行いました!

2020年12月10日

 11月25日(水)、3月下旬にコロナウイルス感染拡大の影響で一時帰国し、任期を満了したJICA海外協力隊員4名が、若林一紀副知事に帰国報告を行いました。今回表敬訪問に参加したのは、2018年度1次隊の上田和昌さん(ラオス/公衆衛生)、赤池尚也さん(東ティモール/バレーボール)、2019年度2次隊の大輪莉果さん(モザンビーク/PCインストラクター)、清水貴央さん(ヨルダン/体育)です。それぞれが任国での活動や生活の様子について写真を見せながら報告し、若林副知事からは「皆さんの任国での活動と熱意に感謝しています。今後のご活躍とご健勝をお祈りしております」と激励のお言葉をいただきました。

【画像】若林副知事(中央)と当日の参加者

 また11月27日(金)には、2017年度3次隊で帰国した丹澤一葉さん(モザンビーク/コミュニティ開発)、宮原美樹さん(ボリビア/幼児教育)が、甲府市の樋口雄一市長にオンラインで帰国報告を行いました。オンラインでの表敬訪問は山梨では初めての試みでしたが、甲府市のご協力のもと、スムーズに実施することができました。
 樋口市長からは、「日本ではできない素晴らしい経験になったと思う。この2年間の経験を活かし、今後も山梨県民・甲府市民のために活躍していただきたい」と激励のお言葉をいただきました。

【画像】甲府市の樋口市長(下段中央)と当日の参加者

最後に

 JICA海外協力隊が全員一時帰国となった2020年3月下旬から、早くも8ヶ月が経過しました。一部の国では派遣再開の声も聞こえてきましたが、全世界に隊員が戻るのはまだ先のことになりそうです。しかしこんな状況でも一人ひとりが自分にできることを模索し、前向きに物事に取り組んでいる隊員の姿は非常に印象的でした。一日でも早く、世界中の人々が落ち着きと平穏を取り戻すことを切に願っています。(報告:JICA山梨デスク 穂坂 ちひろ)