青山学院大学地球社会共生学部でオンライン国際協力出前講座を実施しました!

2021年1月14日

 JICA横浜では、開発途上国の現状を知り、国際協力の必要性を理解していただくため「JICA国際協力出前講座」を実施しています。
 10月16日(金)に青山学院大学地球社会共生学部でオンラインでの国際協力出前講座が行われました。講師はJICA海外協力隊員の倉林元気さんと和田絵美さんのお2人がつとめられました。

【画像】 倉林元気さんは、JICA海外協力隊の観光隊員として大洋州のミクロネシア連邦に派遣され、2020年3月に帰国されました。
 講座では現地での生活や活動状況、実際にどのようなことを行ったのかなどついて話をされました。また、青年海外協力隊の応募理由についても紹介をされました。特に現地での生活や青年海外協力隊の応募についての部分に関心が高かったようです。

 和田絵美さんは、JICA海外協力隊のコミュニティ開発隊員としてアフリカのマダガスカルに派遣され、教育委員会に配属、現地の小学校などで学習環境改善に取り組まれ、2020年3月に日本に一時帰国しています。
 講座では現地での活動の様子や印象的な出来事についてなどの話をされました。学生の皆さんから事前に寄せられたご質問には、語学に関するものが多く含まれていました。
そのため和田さんから「専門的な技術や高い語学力がなくともJICA海外協力隊へは応募ができるが、非英語圏のマダガスカルにて“どんな国に行っても、英語は現地の言語が上達するまでの大切なプラットフォームになり得る”ことを痛感した。他言語の習得も大事だが、海外での活動に少しでも興味のある方は学生時代の今から英語に力を入れておくといい」、という自戒の念を込めた話には、引きつけられていたようです。

 同講座を実施されました青山学院大学地球社会共生学部の升本潔学部長より、以下の感想をいただきました。
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 青山学院大学地球社会共生学部では、国際協力に関する授業の一環として、実際の国際協力経験を学ぶためにJICA横浜に出前講座をお願いしました。コロナ禍により本学では大部分の授業はオンラインで行われています。
 10月16日に実施したこの出前講座も、ミクロネシア連邦の観光隊員だった倉林元気さんとマダガスカルのコミュニティ開発隊員(一時帰国中)の和田絵美さんを講師として、学生たちと直接Zoomで結び、現地での活動経験、協力隊に参加した理由や心構えなど写真を交えて説明していただきました。
 約50名の参加者からは、現地での活動や生活の大変さがよくわかった、卒業後に協力隊を目指したいなど、様々な感想が寄せられました。
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 JICA横浜では、学校等を対象とした「JICA国際協力出前講座」実施しています。オンラインでも講座を行うことが可能です。実施にあたりご不明な点などございましたらご気軽にお問合せください。