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【実施報告】国際理解入門セミナー「世界の入口に立とう-とびだせ!高校生2020-みんなで考えるポストコロナの世界-」(オンラインセミナー)

2021年2月2日

2020年12月13日(日)と12月20日(日)の2日間に渡り、高校生世代向け国際理解入門セミナー「世界の入口に立とう-とびだせ!高校生2020-みんなで考えるポストコロナの世界-」を実施し、神奈川県に在住・在学の高校生20名が参加しました。

「世界の入口に立とう-とびだせ!高校生2020」は、JICA横浜と(公財)かながわ国際交流財団(KIF)が毎年共催で行っているセミナーです。今年度は初めてオンラインセミナーの形式で12月13日(日)と12月20日(日)の2日間のプログラムを実施し、同世代の高校生たちがオンラインで国境を越えて交流しました。

1日目(12月13日(日))-コロナ禍におけるかながわの外国人の現状を知ろう-

講師のジギャンさんとファシリテーターの小野さん(1日目)

1日目は、「コロナ禍におけるかながわの外国人の現状を知ろう」というテーマで行いました。かながわ国際交流財団(KIF)のジギャン・クマル・タパさんのレクチャー「県内外国人の現状」を聞き、グループディスカッションなどで共生社会について考えました。

【画像】意見交換の様子(1日目)

2日目(12月20日(日))-世界の同世代とつながってみよう-

2日目(12/20(日))の「世界の同世代とつながってみよう」では、事前課題で中南米の日系人ゲスト(3名)からの「過去(今ではできない楽しかったこと)・現在(今できていることでこれからも続けたいこと、新たにチャレンジしたいこと)・未来(コロナがあっても楽しい未来を描くとしたら)」をテーマにしたビデオメッセージを見たうえで意見交換や出された意見の全体共有を行い、最後に「未来」をテーマに話し合いました。

【画像】 

参加者の感想より

1日目(12/13(日))
・みなさんとディスカッションしたことで考えを深めたり、新たな気付きを得ることができて非常に有意義な時間になりました。
・神奈川県に住む同じ高校生でも本当に色んな境遇の中で生活していて、外国の方に対しての印象や考え方、捉え方なども様々ありとても有意義な時間でした。
・話し合いを通して価値観を分かちあったり、考えを深められてとてもよかったです!多文化共生に向けた新たなアイディアも生まれて、とても有意義な時間でした!
・今日学んだことは自分だけでなく自分の周りの友達にも共有して多くの人に知ってもらいたいなと思います。

2日目(12/20(日))
・海外の現在の様子を直接現地の方にお聞きすることが普段は少ないので、今回お話を伺えていろいろと勉強になりました。コロナに限らず、異文化理解や政治の話などもみなさんとディスカッションできて改めて考えることであったり、新たな視点を持ったりすることができました。
・新型コロナウイルスでのいくつかの問題などから人種差別の問題や、多国籍の人とどうしたら分かり合えるのかなど色々な話に繋がり、ディスカッションを通して意見を共有できたし、新しい発見もあって本当にいい機会で有意義な時間を過ごせたなと思います。
・オンラインという利点を最大限に活かして、簡単に世界の学生と交流する機会をいただけたことに感謝しています。実に有意義で学びの多い時間でした。
・文化の大切さを知ることができました。国籍や人種が違う以前に人として、様々な考え方があり、それに対する姿勢も違うことを学べました。文化という一語ではくくりきれないほど多様であり、似ているようで違うことがそれはそれで共感できることだと思いました。グループディスカッションでは文化を共有することについて考えると難しいことに気づけました。
・これからの未来は私達が作るものなので責任を持って出来ることから発信していけたらいいなと思います。今はその力をつける為に色んなことに興味関心を持って多くの知識を吸収していきたいです。二日間とても有意義な時間でした。

JICA横浜では、来年度(2021年度)も高校生世代向けのセミナーを実施する予定です。日程やプログラム内容が決まり次第、HPやFacabookなどでご案内をします。次回の開催を楽しみにしていてくださいね!