【長期研修員】JICAインド研修員が国際会議でベストプレゼンテーション賞を受賞

2021年3月19日

JICA留学生として来日した、ディーパク・ライさん(インド出身/東海大学大学院工学研究科2年次生)が、2020年12月3日から5日までオンラインで開催された、人工知能とクラウドコンピューティングに関する国際会議「Artificial Intelligence and Cloud Computing Conference(AICCC2020)」でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。この会議は博士課程の学生、ポスドク研修員など世界中の若手研究者に焦点をあて、各分野の世界クラスの基調講演者が登場するイベントです。
ディーパクさんは、「Simplified Deep Learning Architecture for Text Recognition from Natural Scene(※)」について発表し、「インドには目に障害を抱える人が多く、その人たちの助けになりたいと今回の研究を進めてきました。来年度は日本の企業でインターンシップに参加し、その後はインドに戻り、研究者としてだけでなく教育者になりたいと思っています」と話しています。

(※)風景、写真、商品パッケージなど、日常のありふれたシーンから文字部分を検出し、編集可能なテキストにする認識モデルの作成に関する研究。自動運転等、AI化していく現代において非常に重要な研究課題とされています。

詳しくはリンクの東海大学HPをご覧ください。

【画像】オンラインでの発表の様子