【実施報告】国際理解入門セミナー「世界の入り口に立とう-とびだせ！高校生2021-ともに考える多文化共生-」（オンラインセミナー）

2021年12月18日（土）と12月19日（日）の2日間に渡り、高校生世代向け国際理解入門セミナー「世界の入り口に立とう-とびだせ！高校生2021-ともに考える多文化共生-」を実施し、神奈川県に在住・在学の高校生27名が参加しました。

「世界の入口に立とう-とびだせ！高校生2021」は、JICA横浜と（公財）かながわ国際交流財団（KIF）が毎年共催で行っているセミナーです。今年度は昨年度に引き続き、オンラインでのセミナーで12月18日（土）と12月19日（日）の2日間プログラムを実施し、同世代の高校生たちと多彩なゲストが交流したり、バーチャルフィールドワークに参加するなど、楽しみながら学びを深めました。

1日目（12月18日（土））-対話編-

1日目のプログラムは、対話編です。前半は、パラグアイで活動を行った青年海外協力隊経験者の体験談を聞いたり、多文化共生についてのパネルトークを行いました。後半は、グループディスカッションで日系研修員のゲストのみなさんと多文化共生などについてグループディスカッションを行いました。

2日目（12月19日（日））-バーチャルフィールドワーク編-

2日目は、バーチャルフィールドワーク編でした。横浜市にあるネパールレストラン＆食材店とオンラインでつながり、バーチャルフィールドワークでネパールの文化を身近に感じることができたようです。後半は「日本に暮らす外国人の抱えている諸課題」についてのレクチャーを受けた後、グループディスカッションを行い、最後に全体で意見交換と発表を行いました。

参加者の感想より

1日目（12/18（土））
・素晴らしい同世代の人達からたくさんの刺激を受けました。もっともっと自分から行動してみたい。
・様々な国籍やバックグラウンドを持った方々のとても貴重なお話を聞けて、学ぶことばかりでした。 こういう活動にこれからもどんどん参加したい。
・今まで日系人の方のお話を聞く機会があまりなかったので、今回のセミナーで日本の中でも多様性があることを改めて実感する機会になりました。

2日目（12/19（日））
・ネパールの文化や外国人が日本で暮らす上での課題など様々な事を学ぶ事ができました。
・このようなセミナーは初めてだったのですが、気楽に楽しく参加でき、国際交流を目指す道に一歩踏み出せたのではないかと思います。
・今までの自分にはなかった多文化共生の視点を手に入れることができてよかったです。実際に国際交流の場で何が行われているのか、どうしたら自分たちも参加することができるのかを具体的に知ることができた。

JICA横浜では、来年度（2022年度）も高校生世代向けのセミナーを実施する予定です。日程やプログラム内容が決まり次第、HPやFacebookなどでご案内をします。次回の開催をお楽しみに！