山梨県立大学とJICA横浜センターが連携覚書を締結しました

2022年4月4日

【画像】2022年3月14日、JICA横浜センターは山梨県立大学との連携覚書を締結しました。本覚書は、国際協力の分野において包括的な連携を推進することにより、開発途上地域の抱える課題の解決および国際貢献の質の向上、学術研究及び教育の発展に寄与することを目的としています。

JICA横浜センターは今後、主に次の事業を山梨県立大学と協力して取り組む予定です。
(1)JICA研修員・留学生の受け入れ、およびそのための協力
(2)教員、職員、特別研究員(以下「教職員等」という。)のJICA調査団への派遣
(3)教職員等のJICA専門家としての派遣
(4)教職員等および学生のJICA活動への参加に対する支援
(5)大学によるJICA活動と連携した教育・研究活動の実施およびJICA職員の参加その他の人事交流

【画像】JICA横浜センター中根卓所長は「今回の協定締結を機に、互いの人的交流や国際協力活動が盛んになることを願う」と述べ、山梨県立大学早川正幸学長は「大変うれしく思う。今後とも本学はJICAと連携して国際協力やグローバルな人材育成をより一層実施していきたい」と話されました。

これまで、JICA草の根技術協力事業「農村体験型ツーリズム推進のための青少年教育プログラム構築」の実施や、ネパール国における「参加型地方復興プロジェクト」(震災により被害を受けた山岳地域の観光資源を活用することにより地域を活性化するプロジェクト)において、同大学の教員から助言をいただくなど、お互いにこれまで様々な場面で連携して事業を実施してきました。今回の連携覚書を締結することにより、今後、更に国際協力活動や人的交流を強化していくことになります。

<最後に>
 山梨デスクとしても本協定の締結を契機として、これまで以上に山梨県内の国際協力の裾野を広げていけるよう取り組んでまいります。引き続き皆様の温かいご支援、ご指導の程よろしくお願いいたします。
(報告:JICA山梨デスク 清水)