海外移住の日・国際日系デー関連イベント開催!

2022年6月10日

【画像】かつて、海外移住のために多くの日本人が横浜から旅立ったことをご存じでしょうか。横浜と縁のある日本人の「海外移住」や、「日系」に関連した2つの日があります。

・6月18日 海外移住の日
・6月20日 国際日系デー

これらの日にちなみ、さまざまなイベント・展示などを企画しました。日本人の海外移住の歴史や、日系人に深く触れる機会となりますので、ぜひご参加ください。
(イベント情報は更新があり次第、追加いたします)

日時:2022年6月7日(火曜日)から6月29日(水曜日)
会場:JICA横浜および海外移住資料館など【会場地図】
主催:JICA横浜、海外移住資料館、および(公財)海外日系人協会

イベント情報

「ふるさとをはなれて」日向ノエミアさん(右)、臼田道成さん(左)

「ニッケイ人ってなに?日系新世代に聞く」ポスター

「海外移住資料館散歩」の案内チラシ

【ふるさとをはなれて~日向ノエミアさん講演会・臼田道成さんボサノヴァライブ】
 6月18日(土)14:00~16:00  [於 JICA横浜] 
 
 第一部は移住者の生活、日系人の気持ちを、日向ノエミアさんが持ち前の明るいキャラクターとユーモアを交えた語りで、わかりやすくお届けいたします。第二部は、臼田道成さんによるボサノヴァの名曲を、ギターの弾き語りでお楽しみいただきます。
◎お申込・詳細は下記「関連リンク」からご覧ください。

----------
【国際日系デー・トークショー ”ニッケイ人ってなに?日系新世代に聞く”】[オンライン] 
 6月19日(日)10:00~11:30am 
 主催:(公財) 海外日系人協会

 海外で、日本で活動する若い日系人たちが、世界のニッケイが自身のニッケイ・アイデンティに思いをはせ、ルーツである日本とのきずなや、世界のニッケイどうしのつながりについて考える日である「国際日系デー」について語り合います。
◎お申込・詳細は下記「関連リンク」からご覧ください。

----------
【生中継!海外移住資料館散歩】[オンライン] 
 6月24日(金)19:00~20:00 

 今年4月26日、海外移住資料館は20年に一度のリニューアルを経て新たなスタートを切りました。そこで今回は、新しくなった当館の常設展示場のバーチャルツアーを生中継で行います!
◎お申込・詳細は下記「関連リンク」からご覧ください。

----------
【6月18日は海外移住の日!6月20日は国際日系デー!クイズ】
 6月7日(火)~ 26日(日)[於 海外移住資料館 (JICA横浜2階)] 

 海外移住の日、国際日系デーの各記念日に関連したクイズを、海外移住資料館に来館された方に出題します。2つのクイズに回答いただいた方(お一人様1回かぎり)へ、資料館オリジナルノベルティをプレゼント!

----------
【海外移住資料館ミニ展示「—海外移住資料館だより特集—」】
 6月14日(火)~ 29日(水) [於 JICA横浜]

 開館当初から発行している『海外移住資料館だより』全57号と特集号の一部を展示いたします。『海外移住資料館だより』は、資料館のイベント情報や所蔵品にまつわる秘話の紹介、企画展の案内など、より多くの人々に「海外移住」を身近なものとして感じてもらえるような情報をお届けしてきました。『海外移住資料館だより』を通して資料館の歩んだ歴史を知っていただければ幸いです。是非この機会にお越しください。[展示場所:JICA横浜 2階回廊 (海外移住資料館となり)]

日本人の海外移住・日系人社会とJICA

日本人の海外移住は、1866年に海外渡航禁止令(鎖国令)が解かれてから、すでに150年以上の歴史があります。ハワイ王国におけるサトウキビプランテーションへの就労に始まって、アメリカ、カナダといった北米への移住、そしてその後1899年にはペルー、1908年にはブラジルへと日本人が渡ります。

そして、1924年にアメリカで日本人の入国が禁止されると、大きな流れが北米から南米へと移っていきます。その結果、第二次世界大戦前には約77万人、大戦後には約26万人が移住しています。

JICAは、前身組織の1つである海外移住事業団から継続し、戦後の国の政策による主に中南米への移住者に対して、移住先国での定着と生活の安定を図るための支援を行ってきました。移住事業終了後も、現在まで中南米の日系人社会と日本を繋ぐ事業を継続しています。

海外移住資料館

JICA横浜には海外移住資料館を併設し、日本人の海外移住の歴史と移住者の足跡を展示しています。未来を担う日本の若い世代の人々に、海外移住の歴史や移住者・日系人への理解を深めてもらうことを目的としています。