【参加者募集】 開発教育《教材》セミナー ~動画を使って参加型の学びをつくる

2022年7月14日

【画像】カンボジアの子どもたち(高校生)の日常の生活の様子を追った動画を使って、開発教育・国際理解教育の教材のあり方、可能性について考えます。

特定の課題を伝えるために意図的に撮影・編集された動画を見せ、教える側があらかじめ想定した範囲内で解決策等を考えさせるのではなく、開発途上国に暮らす人々のありのままの日常を知り、そこから日本に暮らす自分たちとのつながりや課題を見つけ、国際協力の可能性を探っていくようなワークショップを行うための“動画の活用方法”を参加者全員で考えます。

日 時:2022年8月20日(土)10:00~17:00
主 催:JICA横浜
共 催:かながわ開発教育センター(K-DEC)
場 所:JICA横浜センター4階かもめ
対 象:開発教育に関心を持つ教育関係者 対面参加・オンライン参加 各30名程度
参加費:無料

当日は、動画を撮影した古澤 敦さん(カンボジア在住)ともネットでつなぎ、現地の様子についてお話しいただく予定です。セミナーは、会場(対面)参加者による意見交換を中心に進めますが、オンライン(Zoom)で視聴することも可能です。ぜひ、ご参加ください。

JICA横浜では今後、今回のセミナーで出たアイデアを活かしながら教材開発を進め、2023年に公開することを予定しています。

セミナーの内容(プログラム)

09:45~10:00 受付
10:00~10:20 開会~オリエンテーション(趣旨説明、参加者自己紹介等)
10:20~10:50 「開発教育の『教材』に求められるもの」(仮題)※講師調整中
10:50~11:00 休憩
11:00~11:40 「『動画』を使った教材いろいろ」木下理仁(かながわ開発教育センター)
   ①TV番組の録画を使って
   ②「教材」として作られたTV番組
   ③NGOが作ったTV番組
   ④NGOが作ったワークショップ教材
   ⑤現地で撮影したビデオを使って
11:40~12:00 午前のふりかえり(意見交換)
12:00~13:00 休憩・昼食
13:00~16:30 教材づくりワークショップ
13:00 オリエンテーション(進め方の説明、動画の解説(古澤氏)、グループ分け)
13:30 グループワーク(教材づくり)
15:30 発表(8分×5~6グループ)
16:20~16:30 休憩
16:30~17:00 まとめ~閉会

※プログラムは変更されることがあります。

参加のお申込みについて

◇ 申し込み方法
本ページ下部の申し込みフォームに必要事項を記入の上、お申込みください。

◇ 申し込みに際してのお願い
・セミナー参加者の皆さまには、申し込み受け付け後、セミナーで使用する3本の「動画」をネットで視聴するための情報を送らせていただきます。必ず事前にその動画をご覧になった上でセミナーにご参加ください。

・セミナーは、会場(対面)参加者による意見交換を中心に進めます。オンライン参加の場合は、基本的に視聴するだけになりますので、あらかじめご了承ください。

・当日、セミナーの様子を録画させていただきますので、ご了承ください。録画は後日、教材開発のミーティングの際に使用するためのもので、一般に公開するものではありません。

◇ 問い合わせ先
独立行政法人国際協力機構横浜センター
市民参加協力課
電話:045-663-3253
メール:yictpp@jica.go.jp

※新型コロナウィルスの感染状況が悪化し、対面でのセミナーの実施を見送らざるを得なくなった場合には、すべてオンラインで実施することがありますので、ご了承ください。

講師紹介 - 古澤 敦(ふるさわあつし)氏

【画像】1969 年神奈川県生まれ、明治大学政治経済学部卒。大学在学中にベルリンの壁崩壊の現実を自分の目で見ようと休学して東側諸国を放浪、91 年にはアルジェリアからヒッチハイクでサハラ砂漠を縦断しニジェールまで行き、その後もボスニア、カンボジアなど世界の紛争地域を見て歩いた。1993 年NHK入社。報道ディレクターとして、プノンペンのゴミ捨て場で学校を開いている女性や、ポルポト派兵士、アフガニスタン難民キャンプなどを取材し、番組を制作した。2006年、カンボジア・バッタンバンの地雷原を綿畑にすることを目指してNHKを退社。カンボジアに渡り、NGO「カンボジアコットンクラブ」を立ち上げ、かつての産業であった紡績業を復興し、学校へ行けなかった若い人々を雇って綿製品を製作するなどの活動を続けている。