【研修員の学校訪問ーオンライン】北里大学看護学部の皆さんと研修員が交流しました

2022年8月2日

【画像】6月20日(月)、北里大学看護学部2年生のみなさん11名とJICA横浜の長期研修員3名がオンラインで交流プログラムを行いました。

交流プログラムには、JICA横浜の長期研修員3名(ラオス、南スーダン、ウズベキスタン)が参加しました。交流プログラムでは、2つのグループに分かれ、北里大学の学生さんから学生生活や日本の看護等についてプレゼンテーションを行った後、各グループに参加した研修員より出身国の紹介や意見交換などを行いました。各グループでの質疑応答を通じて研修員の出身国それぞれの看護や文化等について理解が深まったようです。参加した研修員も日本の大学生との交流を楽しんでいました。プログラム後に、参加された生徒のみなさんや担当された先生から以下のご感想をいただきました。

●日本の学生たちからの感想(一部)
「JICAの研修員の方が2人ともプレゼンを用意してくださっていて、南スーダンの看護学生の実習の様子や、ウズベキスタンの輸送機関について知ることができて、楽しかったです。ウズベキスタンの街並みや駅がとても綺麗でした。南スーダンは男性の看護学生が多いのが印象に残りました。」

「出身国についての文化の話や、学校の話などがとても興味深かったです。そして、普段は交流することができない方と話をすることができたのでとても良い経験になりました。」

「ラオスの方と話すことができ、異文化について少し知ることができました。ラオスには50もの民族があり、その分言語が多い。そのため、聞き取ることが難しいとおっしゃっていました。日本では一つの言語しかないため、興味深かった。また、日本とは大学の制度も違うらしく、看護学校は卒業するのに5~6年かかるなどの話が聞けて貴重な体験でした。」

●北里大学の先生からの感想
「英語クラスでJICA研修員との交流を行いました。日ごろ、英語を話す機会が多くないために大変緊張して臨んでいました。準備した画像や物まねを交えて日本、看護についてプレゼンテーションを行いました。研修員の出身国の様子を伺ったり、質問に答えるなかで、英語について自信を持てるようになったばかりでなく、共通点を見出したり、異なる状況から自らの状況を顧みる機会になりました。英語は様々な人々によって使われ、多様なイントネーションや表現を理解する必要性も学んだようです。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。」

JICA横浜では、研修員との交流プログラムを実施しています。お気軽にお問合せください。