2022年9月12日
ワークショップ体験中の様子
熱心に講義を聴く参加者の皆さん
8月3日、5日、10日、24日の4日間、JICA横浜で受け入れを行った「神奈川県5年経験者社会体験研修」に神奈川県の公立小中高等学校、特別支援学校の教員25名が参加しました。
本研修は、神奈川県教育委員会が主催し、神奈川県内で教員経験6年目の方々を対象に、社会の構成員としての視野を広げることを目的として実施されており、JICA横浜も研修に協力しています。
4日間の研修では、以下の内容を実施しました。
・「開発途上国の現状とJICAの取組み、開発教育支援事業について」JICA横浜職員
・ 海外移住資料館の見学
・ ワークショップ体験
・ JICA横浜職員へのインタビュー
・「NPO/NGO活動紹介①」横浜NGOネットワーク 小俣典之氏
・「NPO/NGO活動紹介②」特定非営利活動法人 地球の木 中村真理子氏、乳井京子氏
・ 教育手法としてのファシリテーション研修
・「国際協力出前講座の紹介とシニア海外ボランティア経験者の社会体験」
NPO法人シニアボランティア経験を活かす会 松田信治氏
・ JICA横浜教員研修事務局(メディア総合研究所)の仕事紹介
・ 広報資料作成体験
・ 神奈川県教育委員会国際教育研修の運営補助
3日目にはJICA横浜職員への報告会を行いました。参加者からは「JICAの取り組みや国際協力活動についてよく理解できた」「NPO・NGOやシニア海外ボランティアの方の活動について初めて知ったことも多く、生徒たちにも伝えていきたい」「教えることと促進(ファシリテート)することの違いを理解できたので早速授業で使いたい」などの報告がありました。
今後、参加された皆さんが今回の研修での学びを学校現場に還元することで、児童生徒が少しでも異文化や世界のことに興味を持ち、ジブンゴトとしてとらえられるようになることを期待しています。