【研修レポート】JICAの長期研修員が「ザ・よこはまパレード」に参加しました!

2023年5月10日

山下公園前パレードの様子

万国橋パレードの様子

馬車道パレードの様子

伊勢佐木町パレードの様子

ゴールデンウィーク中の2023年5月3日に開催された横浜開港記念港祭の国際仮装行列「ザ・よこはまパレード」に、神奈川県内の大学で学ぶJICAの長期研修員12名が参加しました。

「ザ・よこはまパレード」は、戦後の連合国軍による接収が解除されて以降、一日も早く横浜を復興させるために発案されたもので、昭和28年6月2日の第1回から数えて今年で71回目を迎える非常に歴史のあるイベントです。

研修員は自国の民族衣装や日本のハッピ姿で参列し、国旗を振ったり民族楽器を奏でたりしながら、山下公園から馬車道、伊勢佐木町まで約3.4キロを練り歩きました。途中、沿道に詰めかけた多くの観客の方々から写真を撮られたり声をかけられたりするなか、非常に堂々とした様子でパレードを最後まで歩きとおしました。

参加した研修員は、ザンビア、スーダン、ボリビア、アフガニスタン、バングラデシュ、カメルーン、ソマリア、セネガル、そしてケニアの9か国で、「自国を知ってもらうとても良い機会だった」、「沿道の方々から『頑張ってください』と声を掛けられ感動した」など様々な感想をもらしていました。
また、戦闘が続くスーダンからの研修員からは、「参加するまで自国のことで悲しい思いをしていたが、多くの方々が応援してくれていることを知り、元気をもらった」などの話があり、日本とのつながりを実感している様子でした。

本イベントの様子はテレビ神奈川でも生中継され、神奈川県、山梨県内で70名のJICA長期研修員が修士/博士課程で学んでいることなどがアナウンスされました。今回の「ザ・よこはまパレード」への参加によって多くの県民のみなさんにJICA研修員の存在があらためて紹介され、横浜市との懸け橋として、今後のさらなる活躍を期待したいと思います。