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[タンザニア]山本製作所がタンザニアで製品紹介セミナーを開催しました(2024年7月9日)

2024.07.09

山本製作所は山形県に本社がある農業機械メーカーです。乾燥機など収穫後処理の機械を製造・販売しています。JICA民間連携事業の一環として、タンザニアでセミナーを開催するということで、タンザニア国農業省の職員であるAFICATのフォーカルパーソン(Focal Person:FP)らも参加しました。

セミナーは2024年7月9日に、タンザニアの最大都市であるダルエスサラームのホテルで開催されました。農業省、タンザニア米協議会(Rice Council of Tanzania:RCT)、中小企業振興公社(Small Industry Development Organization:SIDO)、大規模農場、農業資機材販売店などが招待されました。

セミナーのテーマは「収穫後処理改善に向けた穀物乾燥機・精米機」です。タンザニアは、ナイジェリア、マダガスカルにつぐサブサハラアフリカ第3位のコメ生産国です(2021年)。籾は収穫後、一般的には天日で乾燥されていますが、乾燥速度が遅い、労働集約的で取り扱いが不十分、乾燥にむらがある、胴割れ率が高い、種子の発芽率が低い、という点が問題になっています。セミナーでは、同社の技術を活用し、収穫後処理を改善し、籾の品質を向上することで、アフリカのコメ増産に貢献するという山本製作所の思いが紹介されました。
 
参加者からは、乾燥機の動力源として太陽エネルギーの利用可能性に関する質問や、農業省からは、現在進行中の倉庫(1,000トン規模)建設プロジェクトの概要が共有されるなど、活発な意見交換、情報交換が行われました。
AFICATは、山本製作所がタンザニア滞在中に農業省関係者との面談を調整するなど、山本製作所の現地活動を支援させていただきました。

山本製作所によるプレゼンテーション

セミナー終了後の記念撮影

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