[日本]第4回情報交換会「コートジボワール/セネガル編」を開催しました(2024年12月17日)
2024.12.17
2024.12.17
2024年12月17日(火)にAFICAT第4回情報交換会がJICA本部(麹町)にて開催されました。同情報交換会は、AFICATの主要対象5カ国の現地事情に精通した日本人専門家や現地のAFICAT協力機関の職員が、農業セクターの現状や先進農業技術のニーズを紹介し、本邦企業のアフリカへの更なるビジネス進出を促進することを目的とし、これまでに計3回開催してまいりました。
第4回となる今回は主要対象国であるコートジボワールに加えて、同じ西アフリカのフランス語圏であるセネガルの2か国をテーマに両国の農業セクターに知見を持つJICA専門家、コンサルタントから講演をいただきました。デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社/デロイトトーマツコンサルティング合同会社の調査チームは、現地調査の結果をもとに、カカオ、コットン、タマネギなど、コートジボワールの主要な農畜産物のサプライチェーンの概要について説明されました。JICA国際協力専門員の大石氏は、コートジボワールにおける稲作や精米、農業機械化体系、現地のビジネス環境などについて説明され、本邦企業のビジネス進出を激励されました。㈱三祐コンサルタンツの江口氏は、JICAがセネガルで形成中のツーステップローンの準備調査の結果をもとに、現地の農業ポテンシャルや機械化の現状について説明されました。
当日は会場とオンラインを合わせて73名の参加があり、本邦企業をはじめとする国内農業関係者のコートジボワールやセネガル、そして西アフリカ地域への大きな関心を確認することができました。情報交換会の終了後には近隣のレストランでにて懇親会も開催され、参加者間のネットワーク拡大にも寄与することができました。
当日のプログラムと発表資料は以下のリンク先から閲覧することができます。本情報交換会は今後も国やテーマを変えながら継続的に開催していく予定です。最新の開催情報はAFICATのメーリングリストや本ウェブサイトなどを通じて告知します。皆様の参加をお待ちしております。
関連リンク:
AFICAT第4回情報交換会「コートジボワール/セネガル編」(2024年12月17日)
https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/jipfa/1559147_2033.html
会場とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。会場にも約15名の参加者が集まり、活発な質疑応答が行われました。
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