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[ナイジェリア]AFICATナイジェリアセミナーでトロムソ社製品が紹介されました(2025年2月6日)

2025.02.06

2025年2月6日にAFICATナイジェリアが主催したセミナーで、トロムソ社のもみ殻固形燃料製造機が紹介されました。このセミナーには、連邦農業食糧安全保障省、全国商工鉱農会議所連合(NACCIMA)、精米業界の協会などの民間企業の代表を含む40名が参加しました。

AFICATナイジェリアのフォーカルパーソン(以下、FP)であるアグリビジネス・マーケティング開発局(ABM)所属のShaibu氏が進行役を務め、冒頭で本セミナー開催の趣旨についての説明がありました。AFICATナイジェリア共同議長であるNACCIMA副会長のAkonsile氏のスピーチで開始され、続いて同じくFPである連邦農業局(FDA)のJoseph氏がAFICATナイジェリアの説明を行いました。

トロムソ社からは、Yukii Walter氏が登壇し、トロムソ社について紹介しました。トロムソ社はJICAや各国大使館、UNIDOなどの支援を受けて、ナイジェリアをはじめ、アフリカではエジプト、セネガル、ガーナ、ウガンダ、マダガスカル、タンザニアの7カ国で同製品を導入してきた実績があります。会社紹介に続いて、自社製品である、もみ殻固形燃料製造機の説明と、もみ殻固形燃料からできるバイオ炭とその利用についての説明が行われました。

参加者からは、時間当たりの製造能力やスペアパーツの供給体制、費用対効果に係る質問がありました。すでに同機材を導入しているササカワアフリカ財団からの参加者からは、現場での学び、利用における課題や可能性について、意見が共有されました。また、FDAからは、農家のこうした機材の導入を促進する補助金政策モデルについて提案がありました。

今回、AFICATナイジェリアのイニシアチブで、現場における本邦企業製品の紹介が行われました。機械化が遅れているナイジェリアにおいては、こうした新しい技術に触れる機会が限定されていることから、AFICATが中心となってこうした機会を設け、本邦技術の認知を高めていくことが期待されます。

AFICATフォーカルパーソンであるシャイブ氏からセミナーの趣旨の説明

トロムソ社によるプレゼンテーションの様子

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