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[ナイジェリア]AAMETEXに出展しました(2024年11月12日~15日)

2025.06.12

AAMETEXは、ナイジェリア連邦農業食料安全保障省(FMAFS)が世界食料デー(10月16日)に合わせて主催するイベントの一つです。農業機械に焦点を当てたアフリカ屈指の展示会を目指し、他の農業関連イベントとの重複を避けて、11月12日~15日に開催されました。「農業機械化で食料安全保障に新たな希望を」をテーマに、国家プログラム、IFADなどドナー機関によるプログラム、民間企業の出展ブースに加え、政府関係機関、大学などからスピーカーを招き、3日間のセッションが組まれました。AFICATからも、フォーカルパーソンを務めるFMAFSの連邦農業局(FDA)職員が、AFICATの概要とこれまでの実績を発表しました。

AFICATは、本邦製品・技術をナイジェリアで紹介するとともに、現地担当者の本邦製品・技術を紹介する能力向上を目的として、展示会場では4コマを確保してブースを出展しました。AFICATブースでは、出展を希望いただいた本邦企業15社の技術・製品の写真を一覧にして来訪者に配布したほか、各社から個別に提供いただいたチラシや動画を閲覧用に展示しました。しばらく足を止めて、動画を視聴する来場者も多数いました。実機の展示としては、ケツト科学研究所の水分計などを、製品の貸与先であるアグリビジネス・マーケティング局(ABM)職員が説明を担当しました。現地に事業拠点があるHONDAも、AFICATブースで動力付きの小型農機具や発電機などの実機を展示しました。AFICATブースの隣には、サタケが独自にブースを設け、本邦企業関係が5コマ並ぶ出展となりました。2日目と3日目には、JICA農業開発アドバイザーの調整により、ナイジェリア商工鉱農会議所連合(NACCIMA)の協力を得て、現地企業とのB2Bセッションが実現しました。B2Bセッションには、HONDA、 STANDAGE、サタケが参加し、一般来場者以外にも、将来に向けたビジネス関係の構築に役立ったとうかがっています。

AAMETEXは今回で3回目ということで、実施に関する課題も多くあります。しかし、首都アブジャ開催のため、ナイジェリアの穀倉地帯となっている北部地域からの来場者も多く、農業に特化した展示会として、その発展がFMAFSから期待されています。

AAMETEXでは、主催者であるFMAFSの代表者が各出展ブースを回ります。AFICATブースでは、ケツト科学研究所の機器を展示し、貸与先のABM職員(AFICATフォーカルパーソン)が機器の説明をしました。

AAMETEX2日目と3日目には、Honda Manufacturing Nigeria (左) とSTANDAGE (右) に、サタケを加え、JICA農業開発アドバイザーのご尽力で、ナイジェリア商工鉱農会議所連盟(NACCIMA)の協力を得て、B2Bセッションを設けることができました。

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