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ナイジェリアってどんな国?
首 都:アブジャ(最大都市:ラゴス)
公用語:英語
人 口:約2億614万人(2020年:世銀)
※アフリカ大陸の総人口約20%に相当
国 土:923,773㎞2(日本の約2.5倍)
その他:250以上の民族が住む多民族国家
アフリカ最大の石油産出量と天然ガス埋蔵量があり、アフリカ最大規模のGDPを有する経済大国で、NEXT11にも数えられる新興市場でもある。国内の所得格差は大きく、社会インフラ整備の遅れは国民生活の向上や企業投資促進の大きな妨げになっている。近年ではサービス業の成長が顕著だが、国家歳入の約7割を原油に依存しており、経済の多角化が課題となっている。
(参考文献:JICAウェブページ「ナイジェリア」、外務省ウェブページ「ナイジェリア連邦共和国基礎データ」)
農業の特長
ナイジェリアの農業生態学的ゾーン
農業全体に関する記載
農業は雇用の44.5%、GDPの21.9%を占める基幹産業で、経済成長を下支えしている。国土の約75%が農用地。気候区分は北部地帯のステップ気候、中部地帯のサバナ気候、大西洋に面する南部の熱帯モンスーンの3つに分類される。
2019年の国内の作物生産量は、キャッサバ(5,919万トン)、ヤム(5,005万トン)、メイズ(1,100万トン)、コメ(籾)(844万トン)、ソルガム(667万トン)、落花生(445万トン)。キャッサバとヤムは世界最大の生産量で、メイズは世界15位、コメ14位、ソルガム2位、落花生は3位。中部から南部の降雨量の多い高温多湿地域はカカオ栽培も盛んで、年間約35万トンの生産量は世界第4位となっている(FAO)。
農業機械の利用状況
トラクター、ディスクプラウ、ディスクハロー、畝立て機(リッジャー)の利用が中心。いずれも主に畑作用の耕うん整地作業に使われているが、コメ生産用として天水畑作地(陸稲)や、乾田状態の灌漑地であれば耕起、砕土用に利用されている。
一方、トラクター利用は全耕地面積の10%にも満たないと推定されている。農地面積から算出すると約10万台のトラクターや作業機が必要とされているが、現在は約7,000台しか導入されていない。
数10ha以上の農地を持つ農家は、機械作業を請負うサービスプロバイダーを利用したり、自前の農機を使ったりして作業している。なかには耕起のみをサービスプロバイダーに委託し、降雨後や灌漑後に鍬で代掻き均平をしている農家もいる。
現地の様子
活動写真
AFICAT機能を活用したHONDA耕うん機のデモンストレーション。小規模農家用として注目を浴びている(ナサラワ州ラフィア市)
籾摺り精米前の蒸煮中の籾。ナイジェリアではパーボイル米が好んで食べられている
活動動画
準備中
ニュースレター
現地関係者向けニュースレター(英語)
- 第1号
- 第2号
各種報告書
調査団の報告書
準備中
プロジェクトの報告書
- アフリカにおける本邦企業の農業機械の活用に係る情報収集・確認調査最終報告書(2019年実施)
- アフリカ地域先進農業技術の導入促進に係る基礎情報収集・確認調査最終報告書(2020年実施)
準備中
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