マヒドン王子国際保健会議2017「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成のための優先順位」共催決定

JICAは2017年1月26日〜2017年1月31日にタイ王国バンコクで開催が予定されている「マヒドン王子国際保健会議2017(以下、PMAC2017)」を、マヒドン王子記念財団をはじめとする国際機関等(注1)と共催いたします。同国際会議では保健医療分野における重要課題の知見・経験を共有し、解決策を模索するために世界各国から同分野のリーダーが集結し、議論が行われます。

2017年度のテーマは「脆弱層の健康課題への対応を通じたインクルーシブな社会の実現」です。本会議においては、持続可能な開発目標(SDGs)にて掲げられた「誰1人取り残さない」という目標を達成するために、脆弱層により良い健康サービスをもたらすための社会的包摂について幅広い議論が行われる予定です。

PMAC2017では3つのサブテーマ("Health of vulnerable populations:causes and consequences", "Metrics and measurement for social inclusion", "Experience sharing: learning and sharing policy/program implementation in the field")に関連した分科会の実施が計画され、その発表者を現在募集しています(注2)。上記テーマに沿った研究やフィールドでの活動経験をお持ちの方は、論文抄録を下記ホームページ(英語)にて提出いただけます。詳細はホームページ(http://www.pmaconference.mahidol.ac.th/)をご覧いただき、ご不明な点につきましては、PMAC事務局(pmaconference@mahidol.ac.th)にお問い合わせください。

(注1)マヒドン王子記念財団、JICA、タイ国公衆衛生省、マヒドン大学、世界保健機関(WHO)、世界銀行(WB)、米国国際開発庁(USAID)、ロックフェラー財団、China Medical Board、ビル&メリンダ・ゲイツ財団等が共催予定。
(注2)論文抄録提出期限はタイ国現地時間の3月28日16時まで。