「鉄道で世界をつなぐ-海外プロジェクトの現状と展望」発刊のおしらせ 著者:国際協力機構(JICA)運輸交通ナレッジ

2021年3月30日

国際協力機構(JICA)では、2018年よりJORSA(日本鉄道システム輸出組合)組合報で連載をしておりました世界の鉄道プロジェクトをまとめた書籍を出版いたしました。都市鉄道の整備は、開発途上国における交通渋滞を解消するとともに、自家用自動車から都市鉄道への利用転換によるCO2排出量削減効果をもちます。そのため、長期にわたって適切に運営・維持・管理される安全かつ信頼性の高い都市鉄道を世界に広げていくことが重要です。本書は、東南アジア、南アジア、アフリカなどでJICAが進める鉄道プロジェクトについての情報をまとめておりますので、是非ご一読ください。

鉄道で世界をつなぐ-海外プロジェクトの現状と展望-

掲載内容

1章 運輸交通分野におけるJICAの協力概要
2章 日本の途上国向け鉄道海外展開支援の概況と課題、そして今後の方向性
3章 マニラの都市鉄道-これまでの歩みと今後の展望-
4章 バングラデシュ国向け鉄道分野支援の概況と課題、そして今後の方向性
5章 インドの鉄道整備概要-都市内鉄道から都市間鉄道へ-
6章 日本のミャンマー鉄道支援-鉄道を通じたミャンマーの国づくり-
7章 インドネシアに対する鉄道分野への協力-日本の鉄道技術をジャカルタに-
8章 ベトナム社会主義共和国に対する鉄道分野への協力
9章 「質の高い成長」への切り札-バンコクで進む都市鉄道整備
10章 トルコ鉄道セクターの概要とその展望-パートナーとしてのトルコ-
11章 アフリカ地域における都市交通マスタープランと都市鉄道構想

(注)書籍の購入等につきましては出版会社に直接ご連絡下さい。JICAでは取り扱っておりません。